逆マーケティング/プロモーションもまた宣伝効果

※かなり長文になります。

ダウンマーケティング/リバーズマーケティングとは前衛的/実験的/マニアックなアプローチや挑戦をすることで売れ過ぎブレイクし過ぎを敢えて逸らすマーケティングの事。ロックミュージシャンやファッションブランドによくあるやり方。今でこそロック/フォーク/インディーズミュージシャンでもTVにどんどん出演するが昭和時代はフォーライフレコードの小室等/吉田拓郎/井上陽水/泉谷しげるや矢沢永吉や長渕剛や中島みゆきや松山千春等々はTVに出るとやりたい事がやれなくなりやりたく無い事をしないと維持出來無くなる事を避けて出演は殆どしなかった。圧倒的人気を獲得した今は出演しても操られない力を得たから問題無くなり普通に出演するスタイルに変わった。逆マーケティングをやっても結局圧倒的に支持される例が小泉今日子の藤原ヒロシプロデュースやVivienne WestwoodやアメリカでのThe Clash等。The Clashに至っては散々アメリカをこき下ろし’83 US FestivalではステージMCで作れ買え死ねそれがアメリカのモットーだ‼️"U make u buy u die‼️ That's The matter of America‼️"、と言っても大ウケしてたしアメリカ軍人は彼らの曲を好んで聴いていたと言う矛盾皮肉な結果だったが実際彼らはポップスターを通例に批判しつつも彼ら自身がポップスターになりたかったと矛盾を告白していた。実際にその前衛的/実験的/マニアックな姿勢を理解されて支持されていたかは疑問が残りむしろそれをやっても留まるところを知らない勢いと強運を持っていたのだと思う。そう言う意味で言うと支持は集めつつもマニアックなフィールドを維持していた/いるのがピンクドラゴン/クリームソーダやバンドdefspiral等だと個人的には感じるがそれらとて瞬間最大風速は途方もない勢いであった。ピンドラ/クリソと比較されるペパーミントやカルコーク等は後発組ながらも善戦したがそれでも超メジャーではなく程よくマイナーかつメジャーなイメージを獲得していたと思う。何故この話をしたかと言うと和多志はそれらを傍観しながらその手法を取り入れて來たからだ。クラブハウスという音声チャットアプリには武田双雲さんジョンキムさん絵本作家のぶみさんゴッドヒーラー石橋与志男さん等々数百名のリスナーを常に維持している化け物スピーカー/モチベーター部屋がある。数百名には届きもしないが和多志の部屋も一年前のクラハ黎明期には毎日部屋開催し伍拾〜百弱名のリスナーが居た。でもある日自分は化け物部屋の主にはなりたく無いと思い立ちリスナーを蹴散らし追い払いルームの空氣を敢えて破壊してリスナーを拾名以下〜MAX弍拾名弱で維持するやり方に変えた。何故なら話している内容を真に理解咀嚼して自身のものにしている人たちとだけ接していたいからだ。本当の狙いを理解せず支持する人たちは要らないからだ。例えば仮面ライダーやNARUTOは深遠重厚なテーマを込めてあるが其処を真に理解して熱烈支持している人たちは殆ど居ないと個人的には思っている。メジャー作品はそれでもそれは仕方がない事だと思う、支持されなければ続けて行けないという宿命を抱えているのだから。だけど真にマニアックで実験的/前衛的な事はブレイクし過ぎ無い事により本当に発信発言したい事を続けられるのだと思う。支持者さまたちに過剰に媚びたり迎合する事無くやりたい事を続けるにはメジャー過ぎては不都合な事もあり得る。

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