Spotifyまじすげえ

Spotifyがマジですごい。日本上陸すぐ、まだ招待コードが必要だったときに登録したから(コードはミナミホイールの出演者パスによって入手できた)5ヶ月ほど使ってる計算になるけど、まじでCDを買うことがなくなった。もともとそんなにいっぱい買う方ではないけど、タワレコで新譜を買うこともブックオフで100円CDをディグすることも、ツタヤのレンタルも、しなくなった。実家に帰ったときに親父が買ったCDをデータで持って帰ることはあったけど、僕個人が音楽聴取に使っているリアルマネーはSpotifyのプレミアム登録料月額1000円ポッキリだけ。もちろんSpotifyには登録されていない曲もたくさんあるけど、それ以上にどんどん聴きたい音楽を発見してしまうので追いつかない。くるり岸田がTwitterで褒めたミュージシャンも、あの子がオススメしてくれるバンドも、だいたい聴ける。月1000円だけで。

かなーーーーり隅っことはいえ音楽業界に所属している意識があるので、これは音楽にとっていいことなのか?と必然的に考えてしまう。まじで全然わからん。もちろん超カッコいい音楽が月1000円払うだけで聴きまくれるのは個人的には超うれしいことだけど、音楽業界にとっては利益増↑↑になるのか?年間だと12000円、メジャーのレコード会社から出てるアルバムだと4枚ぶん。うーん僕らみたいな人は音楽めっちゃ好きやしそれくらい全然買うと思うけど、もしかしたら普段そんなにCD買わない人に月1000円ずつ払い続けてもらうっていうのは、利益増↑なのかな。そこんとこ詳しく知りたい。

でも、みんながSpotify、Apple Music、AWAとかの定額ストリーミングで聴くようになったら、まずストリーミングに登録されてない曲っていうのはガンガン聴かれなくなるってことだと思うし、自分も含めてそういうふうに音楽の聴き方が限定されていくのって不自由な気がする。

それに、音楽のダウンロード販売が始まったころにもよく言われてたと思うけど、手で触れないのも不安感がある。電波に乗って飛んでくる音楽をキャッチするスキルが僕たちにはあるのか。水野しずがブログで「データという魂を吸い取られたあとのCDは『死んでる』」って書いててめちゃ衝撃やったように。レコードなら溝に彫ってあるギザギザそのものが音楽だったけど、CDでは?データでは?ストリーミングでは?

色々期待と不安入りまじりつつ興奮が先行して使い倒してるストリーミングサービスだけど、ランキングとかがもう一回復活して、「その時代みんなが聴いた曲」みたいなのがまた登場すればいいなっていうのはちょっと思ってる。握手券とか特典つけた売り方は別に何とも思わないが、また純粋な「一番聴かれた」のランキングが見れたらそれはちょっと面白そうじゃないですか。そうなるには、今いろいろあるサービスが競争し終わって、どれか1つに統合されないといけないけど。

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