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写真を始めて『人生が変わった』お話し。Part1.

人生におけるターニングポイントはいくつかありますよね。きっとあなたの人生でもターニングポイントがあって、その都度ガラリと変わったと思います。あの時があったから今があるというやつです。

僕自身のターニングポイントを振り返ると間違いなく写真を趣味として始めた日です。何か趣味を身に付けたくて電気屋さんでカメラを買った日。その日から写真のことを考え続けていまに至っています。

写真を始めてから多くの経験と学びがありました。ざっくりまとめると以下の通り。

【学びと気づき】
①類は友を呼ぶ 〜好きは繋がりを広げる〜
②学びと探究心 〜好きが原動力となる〜
③使える知識にする 〜TTPの力〜
④考えるよりも行動すべし 〜撮ってなんぼ〜
⑤残すこと記録する意味 〜完璧を求めない〜
⑥SNSとの向き合い方 〜何のために発信するか〜
⑦継続する力 〜続ける仕組みづくり〜
⑧写真の多様性 〜撮った先にあるもの〜

ざっとまとめるとこんな感じ。他にもたくさんあるけど写真を続ける中で僕なりに気づけた人生での学びです。この項目について簡単に解説していきます。今回と次回の2回に分けてお届けいたします。

それでは、Let’s Go !!

 ①類は友を呼ぶ 〜好きは繋がりを広げる〜

写真を始めて想像していなかった1番の気づきはコレ。写真を趣味で撮り始めると周りに同じ趣味の人がいないことに気づく。せっかくの休日なのに1人で出かけて1人で撮る。なんだか寂しいような気もしますね。そんな時に始めたInstagramへの投稿、意外とSNS上には同じ地域にも写真を趣味にしている人がいると知りました。


そしてDMで「一緒に撮りに行きませんか?」と誘われそこから輪が一気に広がりました。最初は初対面で不安もあったけれど、出会った方々に恵まれ良縁が良縁を呼び込む良い関係性が出来上がっていたと今思います。県外のフォトミートに勇気を出して参加することでつながりの輪は全国へと広がり今では県内外問わず写真の友達が多いことは嬉しいですよね。

仕事だけでは出会わなかった人々。年齢も性別も仕事も性格も分け隔てなく好きを通じて繋がれる。素敵なことだなと思います。そういったひとりひとりとの交流からまた新たな視点を学び今がある。間違いなく自分の成長に繋がったと言えます。

②学びと探究心 〜好きが原動力となる〜

写真を始めた頃は綺麗なボケ写真が撮れることに喜びを覚え、それがあるから楽しいような感覚でした。しかし、SNSで多くの写真を目にすると明らかに自分とは違う次元で撮られた写真が多くありました。書店やWebサイトを調べると光、構図、マニュアル撮影という初心者が知るべき3種の神器的な項目を多く目にしました。

どれもこれも新しい知識で知らない単語の連続。調べれば調べるほどチンプンカンプン。もうお手上げ状態でした。そんなんときに改めて自分自身の写真と向き合ってみました。なんで写真を撮るのか?撮ってどうしたいのか?何をどう表現したいのか?どの答えも明確なものは出ませんでしたが間違いなく写真が好きということだけは揺るぎない柱でした。

だからこそ好きな写真で表現するために今は何が必要なのか明確になり学ぶための原動力になっていました。好きであることは能動的になれるため学びに対しても積極的に取り入れる余裕が生まれます。

大切なのは好きになるための仕組みづくり。どうやったら学びを好きになれるのか。これを突き詰めると学びがより一層楽しくなります。

③使える知識にする 〜TTPの力〜

初めの頃は徹底的にインプットをしていました。知識は知っているけれどそれが写真に汎化されていない状態が続きました。学んでいるはずなのに上手くならないという生き地獄でした。インプットとアウトプットの割合は3:7と言われています。ここから考えると自分はインプット9割だったように思います。

それからはアウトプットを前提としたインプットを行うようになり徐々に写真が変わりました。ここからさらに学びが楽しくなりました。この頃からはただ学ぶのではなく、誰かをメンターとしてなりたい自分に近い人がどうやっているにかをTTP(徹底的にパクる)することで近道になることを知りました。

完全にパクるのは良くありませんが、その過程で分析ができるようになります。好きな写真や上手だと思う写真がどのようにして撮られてレタッチされているのか、そこに寄せる過程で多くのことを知れます。例えばカメラの設定、レンズの焦点距離、光、ボケ、背景、距離感、コミュニケーションなどあげ出したらキリがありません。

なんのために学ぶのか?
そして学んだら今すぐ実践することが使える知識にするために重要なことだと言えます。

④考えるよりも行動すべし 〜撮ってなんぼ〜

結局行き着くところは皆同じ。写真は撮らなければ始まらない、撮らなかったら無かったことと同じなのです。その瞬間は一生でその瞬間だけです。それを残すか残さないかを判断できるのがあなた自身。ついつい理論や決まりごとに縛られて自分らしさを見失っていませんか?どこか型にハマった窮屈な写真になっていませんか?

写真は自由なものです。あなたが良いと思った瞬間、好きな瞬間、惹かれた瞬間にシャッターを切れば良い。ただそれだけ。これを知ってからだいぶ気楽になりました。それから少しずつ自分らしさが感じられる写真を撮れ出した気がします。撮っているからこそ振り返れる。撮っているからこそ知識を活かせる。撮っているからこそよりよい表現に行き着く。

写真はスポーツだとも言われます。一瞬に反応できる瞬発力。部活の練習と同じでとにかく練習しなければ上達しません。写真ではそれが撮ることに繋がります。撮り続けることで気づくことはとても多い。今までのあなたの葛藤が1枚1枚に写り込んでいるのだから。

以上が学びと気づきの前半となります。このひとつひとつがあったからこそ今の自分がある。写真と出会って人生が大きく変わりました。後半もお楽しみに!


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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