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第37回魔界〜武を継ぐ者をふりかえる

「脱プロレス宣言」し、「ハイブリットエンタテイメント」を標榜する魔界の新たな挑戦となった第37回魔界をふりかえっていきます。

五芒星軍・安倍晴明は魔界水軍・滝夜叉に対し同盟を申し入れます。

滝夜叉はその晴明の申し入れをはねつけ俵藤太とともに晴明に襲いかかります。そこに晴明救出に前田慶次が現れ、魔界水軍と五芒星軍の戦いとなります。激闘するものの互いの力は拮抗し、両軍は膠着状態に。

滝夜叉は晴明に「同盟するなら人質を出せ」と要求します。


その頃、魔界水軍のもうひとりの長である藤原純友は黒魔術軍討伐の策をたてます。黒魔術軍の現在の長である高山右近を狙わずその配下である真田大助を倒すことを計画します。大助に親友である大祝安房、兄のような存在であった村上武吉を奈落に葬られた越智安成はその役を買ってでます。

純友は九鬼嘉隆に安成とともに出陣を促しましたが、前回、安成の軽挙により作戦が失敗したことを理由に九鬼は出陣を拒否。

そこに武吉の娘である景が父の仇を討つことを要求。純友は、景に危険な任務を負わせることはできないと、自ら安成とともに大助襲撃に出陣を決めます。

一方、五芒星軍のもうひとりの長であるお市の方は、鶴姫と霧隠才蔵、馬頭を従え独自に高山右近を攻めることを決めます。

そこに右近が現れ、みずから戦いを挑みます。

五芒星軍は右近を追い込みますが、そこに謎の覆面忍者が登場。才蔵、鶴姫、馬頭を圧倒。戦いの最中、覆面をとったその男を見て才蔵は驚愕の表情をみせます。馬頭は一瞬の隙をつき黒魔術軍に囚われていたひのえんまを救出に成功します。

右近はそれ以上戦いを継続せず悠々と引き上げます。

魔界水軍、純友、安成は計画通り大助を急襲。

しかしその策は見破られていました。

大助が逃げ回り時間を稼ぐ間に朝比奈義秀が背後から援軍に現れると形勢は逆転。一気に魔界水軍を追い込まれることに。

これまでかという状況に現れたのは五芒星軍の陶隆房。晴明はこのことを予知し、五芒星軍の主力である隆房を温存していました。

隆房の加勢で流れは両軍拮抗することに。

膠着した戦闘に、黒魔術軍は謎の忍者を投入、魔界水軍は九鬼嘉隆が援軍に現れさらに混戦状態に、右近はここで軍を引き上げることを決断します。二転三転した戦いの主導権を握ったのは黒魔術軍でした。

援軍に現れたものの九鬼は改めて安成の追放を主張します。

純友は九鬼に安成と一騎打ちで勝てば軍を残すという条件を示し、九鬼は了承し安成と戦います。

激しい激闘のすえ安成は武吉の必殺技「海嵐」で九鬼に勝利。

九鬼は安成を認め、武吉の形見である「双頭剣」を安成に託し「相棒」と声をかけます。それを武吉の「武」を安成が継いだ瞬間でした。

そして。

滝夜叉に人質を要求された晴明は夕顔を人質に出すことを決意します。

いよいよ三軍の思惑が固まり、強大な力を誇る黒魔術軍に魔界水軍・五芒星軍の連合軍が立ち向かうことになるのでしょうか。

次回はその黒魔術軍の勢力が大きくなる必見の回となります。

ハイブリットエンタテイメントの名にふさわしいさらに進化した魔界をお届けしたいと思います。



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