論語3
人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患うるなり。
という言葉があります。
意味としては
他の人が自分の事を理解してくれないと悩むのではなく、自分が他の人を理解していない事を悩みなさいよ。
という事になりますでしょうか。
孔子(孔丘先生ですね)の教えの中に一番出てくるのは、皆さんご存知
「仁」
ですね。
それ以外にもちょいちょい出てくるのが、
「士」
です。
これは士大夫(「したいふ」と読みます。立派な人を指して使う言葉)の中の士に当たる言葉で、為政者、つまり人に上に立つような人は立派でなければならず、その士が備える素養や徳についても言及しています。
この士大夫の反対に使われるのが、小人(あまり良くない言葉ですが、取るに足らない人、素養や徳の低い人という意味で使われます)です。
ここまでの内容を踏まえて、最初の言葉に付け加えてみると、
小人は人の己を知らざるを患える、士は人を知らざるを患うるなり。
となります。
ここでハッと気づきました。
ジーフー は、我れ正に小人なり、と
イカーン、これはイカンですよ。これ如何せん、ですよ。
ジーフー は日本男児として生を受けたので、少しは真っ当な人になりたいという願望がある訳です。人並みにね。
他の記事で、「爪の垢を煎じて飲んだ方がいい話」でも書きましたが、世間様には頭の下がる人が多いこと多いこと、地元の友達のK君なんかは友達の悪口言っているのを聞いたことがないです。少なくとも自分といるときは。
そんな折、自粛モードの中ペラペラと論語を見渡していると、今回ハッとさせられる言葉を見つけたので記事に書いてみる事にしました。
はてさて、まず「隗(春秋戦国の燕の家臣)より始めよ」と申しますので愛妻はどんなことを考えているのか気になってきました。
とりあえず伝家の宝刀チョコパイを食べさせて機嫌を取りつつ、今日1日の話を聞いてみようと思ったジーフー なのでした。
世間の皆さんは他の人についてご存知なのでしょうか。彼(か)を知れば何とやら、です。
また気になった言葉があったら紹介していこうと思います。
つづく
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