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ベルリン買付けの旅(その5)

いよいよ本日は今回一番の目的地であるマウアーパーク(壁公園)蚤の市である。

昨日の6月17日通り蚤の市同様、8時半には現地入りしたが、こちらは搬入前の業者受付のようなところが大混雑しており設営を始めているのは手慣れた感じのトルコ系チーム。

まぁ雑ですわ。

なんでも入ってそうだが欲しいのもは見当たらず。

ブラブラと1時間くらい回っているとようやく1コマブースの人たちが商品を並べ始めた。

こんな感じで大量に並べてある店が何店舗もある。

ある程度商品を購入して少し休憩がしたくなりキッチンカーがひしめくゾーンへ。

「なんてステキなキッチンカー」

こんなプジョー見たことない。

私、車がかなり好きなので食べ物より車を追いかけてしまった。

10時を過ぎたあたりから観光の人々が大量に流入しだしてお店を見るのが困難な状況になってきた。

そこでもう1箇所開催されている「アルコナプラッツ蚤の市」が近くにあるので移動することにした。

こちらはマウアーパークと違い、年齢高めの出店者が多く落ち着いた雰囲気。長年出店されていると思しき老紳士は「あっちは若者や観光客が多くて疲れるだろ?」と訝しげな顔つきで教えてくれた。

この老紳士の店で雰囲気のある「ティン缶」をいくつかいただく。

こちらも車が気になってしょうがない。ロシアのSUV、「LADA」がおもむろに路駐してたり、

年式の古い車が日本より圧倒的に活躍している。やはり車1つとってもモノを大切に使い続けるドイツ人のDNAが見てとれる。

一回りしてもう一度マウアーパークへ戻ってみる。

さっきより更に人が増えており見る気が失せたので朝見かけたLEGOのお店だけ立ち寄ってみる。

店主のLEGO愛を早口な英語で堪能する。

「ここはドイツだぜ」

はい、1名連れて帰ります。

2日間で溜まった荷物と商品リスト作成のため夕方からホテルで過ごす。

今回はじめてのベルリン買付けは、予算を大幅に下回る量しか買えなかった。あくまでも「lanz m.m.d.」というブランドのコンセプトにマッチしたアイテムだけを厳選した結果なので後悔は無し。

日本へ帰ったらスタッフたちへ1つ1つ丁寧に今回仕入れたモノたちについて伝えていこう。

明日午後一番のフライトでヘルシンキを経由して名古屋へ帰国する。

帰国後は瀬戸焼の新釉薬の進捗確認。

「濁りの無い艶を内に秘めたプロダクト」が少しずつ形になってきた。

8月のリリースまであと2ヶ月。

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