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海って危険?他のスポーツ等と比較してみました。

海って危険?

疑問になり、様々なデータを調べてみました。
ちなみに
2018年、交通事故で亡くなった人は3532人。

データが2017年しかないですが
水難事故で亡くなった人は654人。

そのうち
海:384 人
河川:174 人
湖沼池:57人
用水路:55人
プール:2人
その他:7人
となります。

死者・行方不明のおもな行為別

魚とり・釣り:219人
水遊び:61人
水泳:47人
作業中:44人
通行中:42人
シュノーケリング:18人
ダイビング:12人
水難活動救助中:11人
ボート遊び:8人
陸上遊戯・スポーツ中:6人
サーフィン:4人
その他:40人
不明:167人

データから見ると、魚とりや釣りって危険なんですね。意外な結果かもしれません。ダイビングの仕事をしていますが、シュノーケルのほうが亡くなっていたり、釣りをしている人の方が亡くなっています。

ちなみに、ダイビングのアクティブユーザーは60万人いるらしいので、事故率は5万人に1人です。

水以外のスポーツはどうなのか?

例えば、部活動の死亡、障害の有無のデータを見るとこうなります

画像1

平成24年の報告書データです。

そして熱中症に絞ると

熱中症が原因の死亡例は

1975年から2017年の間、クラブ活動中に熱中症で死亡したのは146人。
37人が野球部の活動中で最も多く、全体の約25%。
次いでラグビー部17人、柔道部16人、サッカー部14人、剣道部11人、山岳部9人など。

https://sp.fnn.jp/posts/00351160HDK


登山は?

2016年の山岳遭難事故による死者・行方不明者は319人  

ゴルフは?

年間200人が亡くなっています。


マラソンは?
 
'92年~'11年8月までの間に開催された国内のマラソン大会では、127名のランナーが心肺停止に。

競技人工の多さなどによって違いはありますが、データでみる限り、スポーツをしていると死ぬ可能性はあるという結果になりましたが、突然死は、なにもスポーツ中だけではなく、いつでもありえます。日頃から健康に気を付けることが大切だと思います。
 
そして、日本人の死因はおもに何か?と調べてみた。

死因トップ3はがん、心疾患、脳血管疾患で、4位「肺炎」、5位に「不慮の事故」が続く。この「事故」の発生場所は家庭内がほとんど、なかでも最も多いのが入浴中の事故。

高齢者の死亡事故のうち、浴槽で溺れるなど、入浴中の死亡者数が2016年は4,821人で、交通事故による高齢者の死亡者数3,061人をおよそ1,700人上回っているそうです。


驚きました。多いですよね?
溺れる原因として眠ってしまうとか失神する場合や、高齢者の場合は突然血圧が上がってしまうことも原因らしい。

毎日の習慣だけど、お風呂はどんなスポーツよりも危険となる。結局の所、比較対象によって印象は変わるのと、スポーツが危ない!のではなく、何でも予防が大事だと思いました。危ないからお風呂にも入らない!外にも出ない!という訳にもいかないですよね。予防をしつつ、人生を楽しみたいですね。

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