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書かないライター部員

2023年のスローガンは、「クリエイティブ元年」だった。
デザイン、ライティングとカメラ講座をかけもちした。
が、何ひとつ成果物のないまま、現在に至る。
今日、東京には木枯らし一号が吹いた。
とうとう年末が見えてきてしまった。

ワーママも7年目。
ベテランといえそうな年数を重ね、効率化一択思考になりつつある自分に
危機感を憶えた。
遊びがないのだ。
かといって、キャリア志向なわけでもない。
できれば子どもとの時間をもっと充実させたいというのが、本音中の本音。

そんな中、少しでもと行動に出たのは、飛んできた球全部打ち返せば、
何か見つかるかもしれないと思ったからだ。
人生を変えられるような、次の一手を。

だが、デザインもライティングもカメラも、数時間の講義と実習だけの
薄っぺらいスキルで、仕事につながる道が拓けるはずがない。
残念ながら、ドアを叩いた程度だ。

そこでひとまず、ライティング講座を受けた仲間と「ライター部」を立ち
上げることにした。
すぐに仕事にならずとも、ここでこうして書いてきた経験があるし、きっとこれからも何らかのかたちで、自分の意見を世に発出していくことは、例え求められずとも、続けていくと思うからだ。


切磋琢磨して書くことを続けていこうという目的の元、集まってくれた
メンバーたち。
ひとりはすでに自身のHPを持ち、育休中の資格取得の経験談をさくさくと
アップする。
もうひとりは、すでに地域誌でライターとして活躍する先輩ワーママ。

月初に各自目標を掲げ、書く。そしてシェアする。

先月、私は「noteに2本書く」を目指した。

ネタもそれなりにあるし、簡単に書けるだろうと思った。

が、結局一本も書けなかった。

書くことがここまでの苦行だと、ライターとしてまだ一歩も踏み出す前から思い知ったのだった。

書かないライター部員がここに。

あ、一本書けた。

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