5人以下の小さな会社を経営している人は、フリーランスも含めるとかなり多いのではないでしょうか。集客にブログやSNSがいいのは分かっていても、そこに時間をさくのは難しいですよね。あれこれ手を出しても、途半端になりがちです。

ここでは、小規模の個人事業主がウェブ集客する方法やコストと手間についてご紹介します。

ブログやnoteの集客メリットは？

ブログやnoteは文字数に制限がないので、気軽に利用することができるのがメリットです。事業内容や商品について定期的に投稿すれば、検索ワードからやってくる人も次第に増えてきます。

写真の掲載もできますが、どちらかというと文章で伝えるのに向いているコンテンツです。商品やサービスに対する熱い思いを文章にしたり、オーナーの人柄が分かるような記事を書くのもいいかもしれません。

また、書いた記事はXなどのSNSでもシェアできます。SNSのアカウントで「記事を書きました」などと投稿するのも有効で、読んでくれた人がその投稿を拡散してくれる可能性も。
フォロワーとコメント欄でコミュニケーションを取ると、親しみを感じてくれる可能性もあります。

ブログとＸなどのSNSは、セットで活用するのがオススメです。しかし、両方でたくさん投稿するのは難しいかもしれません。
メディア担当者が付けられない場合は、メインをブログにするかXにするか、まずは絞ってみましょう。

Instagramの集客メリットは？

Instagramでは、特に写真や動画が重要視されます。商品やサービスの見た目をアピールすることができるので、文章化しづらい商品に有効です。
他のSNSと同様に、フォロワーとのコメントのやり取りで距離が縮まりやすく、信頼関係を築けるというメリットがあります。

デメリットとしてはXもそうですが、過去の投稿を読んでもらえることが少ない点です。3日くらいで表示される頻度は低くなるので、頻繁に投稿できる人・投稿できる内容がある人に向いています。

広告での集客はいくらかかる？メリットは？

他にも、インターネット広告を出すという手段もあります。検索サイトの上位に、PRとして掲示されているのがこれにあたります。（リスティング広告）
いくつかのネット広告屋を調査したところ、月3～10万円の費用がかかるようです。

リスティング広告とはあなたのサイトが上位に表示されるというものです。バーンと売り上げが上がればいいですが、広告が終わったとたんお客さまが戻ってしまう可能性もあります。ずっと月10万円を支払うのは、決して安くないですよね。
10万円あれば、パートが1人雇えてしまう値段ですから。

こまめに記事を書いていれば、上位に表示させるのはそう難しくはありません。ただしコツが必要です。

ライターに依頼する方法やメリットは？

ブログ（サイト）やSNSは利用料のかからないものが多く、経済的です。しかしマーケティング担当者がいない小さな会社では、内容を考えたり投稿する時間を作るのが難しいケースも。そんなときはライターを雇ってみるのもオススメです。

クラウドソーシングと呼ばれる、インターネット上でライターなどのクリエイターに発注できるサービスがあります。クラウドワークスやランサーズといった会社名を聞いたことがあるのではないでしょうか。

ここ、noteにも多くのライターがいます。ポートフォリオを見て、依頼する人を探してもいいですね。

ポートフォリオには多くの情報が詰まっています。これまで執筆した記事や、人柄の表れているプロフィールなど。

長いお付き合いを頭に入れているなら、相性のいいライターに依頼するのが一番ではないでしょうか。やり取りをし、まずは最小単位で依頼。納得できたら月単位でお願いするのがいいでしょう。

費用は1文字3～4円として、ブログ記事が1本3000文字だとすると9000～12000円になります。※値段設定はライターによって異なります。
投稿頻度が週1回であれば、月48000円以内に収まる計算です。

SNS投稿の代行が得意なライターももちろんいます。

気になるライターが見つかったら、コンタクトを取ってみましょう。ヒアリングやDMでのやり取りで、納得できたら正式に依頼します。

ライターにもよりますが、Wordpressやnoteの入稿まで対応することも。
従業員を1人増やすより、コストは低く抑えられるはずです。何よりオーナーは本来の仕事に専念できるので、時間的にも精神的にも余裕が生まれます。

まとめ

5人以下の会社やクリエイター、事務所経営者などのオーナーはWeb集客が気になっていても時間が割けないのが現状です。
高額な広告に手を出す前に、ブログやSNSを充実させることから始めてみましょう。