「できない」自分もいたっていい。星はいつでも輝いている

だいたいにおいて理想は夜空にきらめく遠い星のようなもので、今の自分にとっては手をちぎれるほどに伸ばしても届かない。だからこそ恋い焦がれる気持ちも強くなるのだろう。その気持ちが強いからこそ、頑張っていこうと自分を鼓舞することもある。成長につながることもある。

ただ、理想はしっかり見えていても「自分はこうすべきだとわかっているのに、どうしてもできない」ということがたまにある。心理学者・精神科医のアドラーによれば、こうした心理は「できない」のではなく「したくない」、しないことを選び取っているにすぎないという。痛みを抱えている状態で聞いたならば厳しく聞こえると思う。責められているように聞こえてしまう人もいるかもしれない。

でも、アドラーはこうも言っている。人は「今より優れたい」と思うのが普通であり、みんながそれぞれ前を向いて、確実に一歩一歩進んでいくことが大切なのだとも言っている。人より遅くても、早くても良いのだよね。

「できない」というのは、楽なんである。行動を起こせば今以上に傷ついたり、大変な目に遭ったりする可能性は十分にあるからだ。問題があるとすれば「できない」自分をだめな奴だとののしったり、イライラしたりしがちなことだ。できないこと自体は何も悪くない。ただそういう道を選んでいるだけなのだ。でも、自分からどんどん泥沼に引きずりこまれてしまう。そこにはやっぱり「今より優れたい」と願う気持ちがあるだろう。でも、感情の渦に飲み込まれたらしんどいだけで、幸せじゃない。

「できない」と思ったときは、まずは「したくないんだな」と自分を肯定してみたほうがいい。そうすると先が見えてくる。今は思い出に浸りたいのかもしれない。少し気持ち的にしんどくて、のんびりペースで進みたいのかもしれない。そうやって、自分自身を見つめてとらえ直すような時間というのも人生にはまた必要だもの。

それでも「なんとかしたい」と思う気持ちが生まれるならば「できる」ために「する」ことを選んでいけばいい。それは決して、ホップ・ステップ省略でいきなりジャンプみたいなことではなくて、ホップのホの字くらいでも十分「する」に値する。すごい人になれなくていい。強い人と一緒のペースで進まなくてもいい。星はいつでもそこにあるし、手を伸ばしたい、近づきたいと希求することは自分自身に勇気を与える。それこそが、理想に近づく第一歩ではなかろうかと思うのだ。恋でも仕事でも、なんでもね。


……まあ偉そうなこと言ってますが、私が今、手をのばすべき理想は整然と整頓された仕事部屋であります。大変申し上げにくいんだけどすっごく大事な書類をなくしたらしく、探し物という無駄でしかない時間を過ごし「人生とは……(›´ω`‹ )」という死んだ魚のような目をしている今。片付けできないんじゃない! しないことを選んでいただけなのだ! バカバカ自分のバカと思いつつ、今日はちょっと机の周りを片付けましたw と卑近な例を出して恐縮ですが誰もが「彼を忘れられない」「感情をコントロールできない」といった「できない」をぎゅっと握りしめて、自分を責めているようなところはあると思う。でもね、考え方ひとつでそこから抜け出す糸口も見えてくるかも。ね。


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真木あかり

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