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うちな~んちゅが教える台風への備え【なぜ沖縄は台風被害が少ない?完璧な台風対策方法を教えちゃいます】

先日、台風9号が来た時に、『沖縄県民は台風の動きを熟知している』という記事を書きました。

今回は、スーパー台風10号が本州へと向かいそうなので、沖縄県民が普段から心掛けている台風対策のポイントをお伝えしたいと思います!

台風の目

沖縄県民が教える完璧な台風対策方法

①庭やベランダにある全てのものを家の中に入れる
→これはね、一番大切です

物干しざお、鉢植え、外履きスリッパ
自転車 ※飛ばないと思ったら大間違い。

看板が飛ぶくらいなので、自転車なんてすぐに飛んじゃいます。
アナタのその安易な考えでこれは大丈夫、と判断すると人命に関わります。

そして、家の中に入れられないものは全て固定します。
例えば、バイクや庭の植木。

これはロープか何かで必ず固定してください。
今後もこのバイクに乗りたければ絶対に固定しましょう。

木も固定しないと根元から折れて隣の家の窓を突き破ってしまいます…
(木はネットでも良いかもしれません)
木に実が実っていたら早々と収穫してください!

ベランダにある荷物を固定しようと、重し代わりに2リットルのペットボトルに水を入れて固定しているアナタ。
本当に危険です。
そのペットボトルがきっとあなたの自宅の窓ガラスを突き破るでしょう。


②懐中電灯、ろうそくの準備を整える
→停電はするものだと思って行動します。

私はこういう時の為にウェディングで使い終わったキャンドルをスタンバイ。

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再利用なんてできないからこんな時に使います笑

③ひきこもる準備:食料品の選び方
→台風情報を確認して、速度遅いなーと感じたらまずは食料品の調達。
でも停電する可能性があるので、電子レンジで調理する系のものは絶対選ばない。私は冷凍食品を買わない。

わたしは取り急ぎパンを買い揃えます。(停電とか関係ない)
↑沖縄では台風が接近すると真っ先に売り切れます。

昔はインスタントラーメンはマストと言われていましたが、今はIHのご家庭も多いと思いますので、その場合だとインスタントラーメンの買い置きも意味がありません。
※今後、災害用としてガスコンロを準備していても良いかもしれませんね。

④湯船に水を貯める
断水する可能性を考えて、まずは湯船に水を貯めておきましょう。
加圧ポンプ(電気を使用して水に圧力をかけ高架タンクや蛇口まで水を送る機械)を使用している場合は、台風による停電や漏電ブレーカーが落ちることで加圧ポンプが動かなくなり、断水になる恐れがあるそうです。

台風

台風時の過ごし方

①携帯電話、PCなどは全てコンセントにつないでおく
→これは絶対やっておいた方がいいですね!

私は強い台風が来て、あーこれ停電するかもなー、と思ったらスマホは充電しながら操作します。
とにかくいつ停電になってもいいように充電は満たんにね!

②緊急速報の捉え方
皆さん、お住まいの地域が大雨や災害時に一度でも浸水したり、土砂崩れが起こったり、何かしらの被害にあったことがあるのであれば、台風の大小に関わらず台風が来る前に避難してください。

台風が来て、本当に危険な状況で避難なんてとんでもないです。
怖くてできません...

③停電したら…
まずは慌てずに用意していたキャンドルに火を灯し、家族で仲良くアイスを食べましょう笑

そして、炊飯器にご飯が残っていれば即座に取り出し、コンセントを抜きましょう。
→これやっておかないと停電復旧した時に炊飯器を開ける勇気ったら…笑

そして、とにかく冷蔵庫の中のものをできる限り食べつくす!!

クーラーが使えなくなるのであっついですよね。
でも大丈夫です。
窓を少し開けるだけでも台風の風が入ってきますので、自然の風を取り入れてください。
※ご自宅の環境にもよります

やってはいけないこと…

不安なのは分かりますが、イザッというときのためにスマホの使用は極力控えましょう。
まずはPCやタブレットで情報収集してください。

あと、よくニュースで見かけますが、台風の時に傘は絶対さして歩いてはいけません。
逆に傘のせいで吹っ飛ばされちゃいます...

どうしても出掛けたかったら、濡れるのは覚悟の上で着替えを持って出掛けましょう。

沖縄県の台風被害が少ない理由

沖縄は毎年たくさんの台風が来ますが、本州に比べると被害が少ない理由。
それはやはり”完璧な台風対策”

沖縄県民はどんなに強い台風が来てもうろたえません。
台風対策を万全に整えたら、後はなんくるないさ~(なんとかなるよ)と思って、や~ぐまい(家にこもる)します。

皆さんも、台風対策万全に整えてくださいね。

まだ強風域にも入っていないのに、沖縄ではかなりの風が吹き荒れています。
みなさんもどうかお気をつけてお過ごしください。

↓前回の記事はこちらから

MAKI

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