去年、訳者の園部さんから直々に頂いた550ページ以上ある大作です。（厚さがわかるよう、隣に『犠牲のシステム　福島・沖縄』を並べてみました。）

　頂いたにも関わらず、そのあまりの厚さと主題に臆して、なかなか取りかかれずにいましたが、Holocaust Memorial Day ということで、読み始めるのには最適な日ではないか、と、読み始めたことをここにこう書き記しておけば、後に引けないんじゃないかな、という目論見もあって、書いておきます。内容については、読み始めたばかりなので、後ほど書き足したいと思います。

　実は本書よりも先に、（こちらも園部さんに教えてもらったんですが）作者のPodcastを聞いて、面白くてあっという間に全話聴き通したので、本の方も意外と一気に読み終わるかもしれません。ある程度英語が聞き取れる人向けになりますが、Podcastもあわせてどうぞ。

あ！書いている間に日付が変わってしまった。

フィリップ・サンズ 著　園部 哲 訳　

英国最優秀図書賞ノンフィクション部門受賞
ベイリー・ギフォード賞受賞
2018年4月発行
白水社