『犠牲のシステム〜』読了。哲学者高橋哲哉氏による2011年の著作。犠牲にする者、されるものという視点から、今現在の日本の状況を順序立てて考える手助けになる。自己責任などという意地の悪い、軽い、何も意味しない(または本来の意味を秘匿する)言葉とは違う、責任の所在を真摯に考える。

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