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釜揚げうどんが一番美味しい

先日プロフィール写真を取っていただき、顔が釜揚げうどんの器のように丸いことにびっくりして、ダイエットに励んでいるわけだが、帰り道に丸亀製麺に吸い込まれてしまった。

前に並んでいた、丸刈りの野球少年が「明太釜玉の並で」と注文したものだから驚いた。こんな少年もまさか体重制限を強いられているのかと心を痛めた。夜の8時30分に丸亀製麺に来て並を頼むのだから、苦渋の決断だったのだろう。(なお、野球少年であるか、体重制限をしているのかについは筆者の妄想)感化された私は、「カレーうどんの大」を飲み込んで、「釜揚げうどんの並」を注文する快挙を達成した。ひいては、前に並んでいたダイエット中の野球少年のおかげである。彼に励まされた。しかし、問題は次である。そこに立ちはだかるのは揚げ物レーンである。誰もが一度は経験したことのあるであろう、一個取ってしまったが最後、食べ終わったときに後悔する量の油を摂取することになるやつだ。と、釜揚げうどんを受け取り進んでいくと、揚げ物レーンは野球少年の前にいた大家族がほとんど取っていき何も残っていなかった。これには野球少年もがっくりしていた(ようにみえた)。最後に残っていたかしわ天を一つ、長方形の皿に乗せ会計は530円だった。安すぎる。

食べてみた感想は
「美味しすぎる」
今まで丸亀製麺で食べたどのうどんよりも美味しかった。周りを見たらあまり釜揚げうどんを頼んでいる人がいなかったので、食べたことない人全員に上げて回りたいほど美味しかった。お湯でふやけているのか知らないが、大の量ぐらいあった気がしてお得感があった。また、提供時間が早いのも後ろに並ばれているのが苦手な私も嬉しい。なんて言ったって、茹で上がった麺を入れて、お湯を入れて完成だからいつも忙しそうな店員にも優しい。そして極めつけは、圧倒的なコスパだ。他の商品を寄せ付けない340円は4月からニートになった私には輝いて見えた。帰り際にびっくりしたのが「1日」は釜揚げうどんの日と銘打たれており、全サイズが半額になる。並はまさかの170円である。もう1日は絶対に丸亀製麺に行こうとここに決めた。

先日読んだ本に、香川県にはテーマパークが立たない原因はうどんにあると書いてあった。なぜなら、2位に2倍以上の差をつけてうどんを消費している香川県人はお金をうどん単位で測っているらしい。素うどんであれば一杯200円程度でお腹いっぱいになってしまう。そんなところに入場料5000円もするテーマパークを作っても、「うどん25杯分か〜」となってしまうらしい。(諸説あり)

以下写真

鈴木心さんの動画を見てα7sを使用して写真を撮り始めた。
人と人とをつなぐ写真を撮っていきたい。

枯れてるのもあるけど
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

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