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スイッチボットでマンションのドアを開ける

わが家では、体の不自由な母が家で一人になることは基本的にないのだが、ときどきそういった状態になることもある。
例えば、母の友人がぺちゃくちゃしゃべりに家に来るときも、ヘルパーさんか、家族が玄関を開ける必要がある。玄関の扉は事前に言って、勝手に開けてもらうとして(わが家では、通常)鬼門なのがマンションのインターホンである。一般的なインターホンは防犯の面から、扉を開けるまでに非常に工程が多く、バリアフリーではない。そこで、スイッチボットで解錠をできるようにした。加えて、Google HOMEを使用し、「OK, Google. 玄関を開けて」といえば、反応するようにできた。

まあ、言ってしまえば、課題を発見し、GOALを設定して、今ある技術を活用し、課題を解決する。そして、かつSDGs的に貢献する内容。私のような人間が国の求めるデジタル人材だと言わずして、だれがデジタル人材だと言おうぞ。と、言いたくなってしまうほどの有能ぶりだ。
とまあ、調子づいているが、もし同じ問題で困っている人がいたら、これを読んでいる読者がその人を助けてあげてほしいおもう。以下になんとなくのやり方を書いていく。

以下が動画だ。
https://youtu.be/xMvOJRLP7T0?si=KrEtqBrQ4jy9QcUI

インターホンを解錠するまでの流れ

  1. ピンポンが鳴る

  2. 受話器を上げる

  3. 解錠ボタンを押す

  4. 受話器を下げる

2.の受話器を上げるの動作を再現するのが難しい。受話器本体の耳を当てる方に上がったり下がったりする物体があるのを子供の頃一回は触ったことがあるはずだ。あそこで、通信のON/OFFを切り替えているのだが、その判定がかなり絶妙でスイッチボットで再現させるためにはスポンジや段ボールを使用することが必要。正直、全工程の中でここが一番難しかった。私は段ボールとスイッチボットに付属している正方形の板を使用している。

もう一つ注意しなくてはいけないのが、家に母以外の人がいる場合には通常動作も行えるようにしたい。私の家の場合はスイッチボットの「リモートボタン」を使用しONを押すと、受話器が上がるようになっている。耳に当てる方の受話器はインターホンに掛けれないので、無惨にも受話器の前の机に横たわっており、バネみたいな線は重力方向に伸びまくっている笑
3.は高ささえ調整できれば特に問題はない。

先月まではここまではすでに作成していた。しかし、これだけでは問題があり、インターホンがなったのを聞き、スイッチボットのアプリを立ち上げ、2-4までのボタンをそれぞれ押すには母の足での操作では限界があり、それまでにインターホンの時間が終わってしまうことが多かった。そのため、1動作で2-4が達成できるようにしたかった。

ここで登場したのがGoogle HOMEだ。天下のGoogle様である。

Google HOMEのオートメーションを使用

オートメーションとは、一つの動作に関連して、スイッチボットを動作させることだ。例えば、家に帰ったらエアコンや、テレビを自動で点けたりすること。

スイッチボットにもオートメーションがあるのだが、別の機器が必要だったり、声で反応させる事ができなかった。スイッチボットにはGoogleアシスタントやsiriと、連携させることができる。3つの動作を連携させて、オートメーションで順番通り並べて、「OK, ◯◯」の◯◯のキーワードを設定すれば、終了である。

もし、質問などあればコメントに書いてくださると助かる。スイッチボットは少し高いけど、1万円と根気さえあれば成功できると思う。

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