#1_SNSへのアウトプットはカタルシス

定期的な投稿あるいは投稿そのものをしていなかった知人・友人がSNSやNoteへの投稿を再開する動きがなんとなく同時多発的に起きている(気がする)。

動機はそれぞれ異なるのだけど、アウトプットとかポストを定期的に行うようにしました、という。

良くわからないけど、何か習慣化して、何かが誰かに届くようにとか繋がりを確認するツールに回帰している。

このことをぼんやりと考えていて、ふと思ったのは自社にポータルがない事実のこと。

いまの仕事場は、地方支社を含めると160名を超えるそこそこの大所帯、首都圏だけでも100名となる規模なのに、いわゆるイントラ、つまり社内ポータルサイトがない。

私が入社したときからなかった。最初から「ない」状態を是として、情報の流れや人間関係を手繰り寄せて、積み上げてきたのでそこに必要以上のストレスを私自身は感じない。

けれど、上手くいっていないことや、ちょっとした掛け違えをひとつずつひも解くと、社内ポータルがあればそんなストレスにならなかったかもしれないなというものが多い。

そして人数が増え続ける状態で、少ない人数の目線でチェックすることにも限界があるので、外からの目線がほしくなる。

みんなのSNSもその外からの目線に近いのかもしれない。

ちゃんとインプット/アウトプットしていてもふとした瞬間に何か評価や指摘が必要な気がしてしまう、あるいはそういう吐露の場を作るほどのこともないけど、アウトプットしておくとスッキリするかも、というものが。

それが、古くからある承認欲求のひとつの形なのか、それともデジタルネイティブで偏差値教育を受けてきた世代特有のものなのかはよくわからない。けど、そういうアウトプットを実際にすることが何らかのカタルシスになるのも事実。普通の習慣化とはちょっと違うのだ。

だって、毎日歯磨きするのと、文章書いて誰かに読んでもらうのとは違う。

そんなわけで、なんとなく、書いてみました。

習慣化できるのか、それは私にもわからないけど。

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