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【全文無料】2021年11月サイゼリヤ飲み環境考察



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「サイゼリヤ飲み」という言葉が広まって久しい。

コロナ禍にあって居酒屋が使いにくいため、ここ最近は紙オタク共とサイゼリヤに行って(僕だけ)飲むことが多い。
酒を飲まないオタクがご飯を食べに行くついでに、僕は飲みに行くことができる。
今年は人生で最もサイゼリヤに行っている。
空いているし、安い。
サイゼリヤで飲むとかかるお金はだいたい1500円〜である。
サイゼリヤでの食事に1500円〜というのは少し高く感じるが、「チェーンの居酒屋」という視点で見ると、2000円に収まってしまうのは驚きである。
今回は2021年11月サイゼリヤ飲み環境の考察を進め、オススメデッキを3つ紹介したい。
なお、ボトルを空けるほどは飲まないので、飲むお酒は通常のワインあるいはビールとする。

環境の大きな変化

2021年7月にメニュー改定があり、激震が走った。
サイゼリヤプレイヤーのオタク共は既に聞き飽きたかもしれないが、
そう、、、




【アラビアータのプレミアム殿堂】入りである。




これまでサイゼリヤ飲み環境に大きな影響を与えていた【アラビアータ】が使用禁止となったのだ。

この禁止は飲みフォーマットだけでなく、メシフォーマットにも適用され、多くのプレイヤーにとって寝耳に水の大型禁止となった。

飲みフォーマットでパスタ系のデッキを握るなら、まずティア1に浮かんでいたのが【アラビアータ】。
ペンネが採用されているため、飲みながら食べやすい点がメシフォーマットとは異なり、評価された。


9月には【アラビアータ調整版が再録】された。しかし、調整版にはペンネが採用されていないため、残念ながら飲みフォーマットではほとんど使い物にならなくなってしまった。


飲みフォーマットでの食べやすいパスタデッキとして【ほうれん草のグラタン】を用いたパスタコントロールリペアが組まれているが、グラタンの重さ、熱さゆえに局所的なメタに弱いという欠点を抱えている。

特に、ノーハラへコントロールとキョウジャッカンアツイナビートダウンに明確な不利となる。
しかし、これからの時季はキョウサムイナビートダウンが主流となり、こちらに有利なのは追い風。現在は環境デッキから程遠いが、今後に期待である。



飲みフォーマットでは、パスタ系統の立ち位置が悪いため、肉ミッドレンジとピザコントロールが主流となっている。
しかし、環境を分析してみると、3つのメニューが圧倒的カードパワーを誇っている。
2021年サイゼリヤ環境を定義するそれらトップメニューは以下の3つだ。


環境トップメニュー



1 野菜ときのこのピザ
メニューの死角におり、肉を採用していないため、強さが分かりにくく、ショップによって使うプレイヤー数が異なる。

しかし、実際に使われてみると、屈指のカードパワーを誇るので騙されたと思って1回食べてみてほしい。

このメニューの最も評価すべき点は、サブフィニッシャーとして採用しやすい点にある。
肉と大量のチーズが初動となっている他のピザと異なり、きのこ玉ねぎからコンボが始まるので罪悪感が低い。また、他のフィニッシャーと被りが少なく、違った役割を持たせられるので、2枚目のフィニッシャーに採用しやすい。



2 ソーセージピザ
あまり有名なメニューではないが、単体のカードパワーを見るなら突出している。

超次元無料トッピングゾーンから、【唐辛子フレーク】あるいは【コショウ】を装備するのがおすすめ。


3 パンチェッタのピザ
言わずと知れた人気メニュー。
パンチェッタの肉感と塩みが最高。
サイゼリヤのピザに求める全てが詰まっている。上品さや野菜なんていらない。


はっきり言おう。
ピザ頼んどきゃいい。
この値段でこのクオリティのピザが食える店は他にない。


おすすめデッキ3選

以上を踏まえ、環境で用いる際のおすすめデッキを3つ紹介する。

①ピザコントロール
現環境圧倒的ティア1。
上記の環境定義メニューを最大限活かし、ゆっくりちょこちょこ食べていくデッキ。
このデッキでは、ピザはフィニッシャーであり、初動でもある。
基本的にどんな対面でも有利だが、回し方を間違えると腹パンになってしまうので、プレイングは難しめ。

3強ピザのうち、2枚を採用するのが一般的。
3強ピザからは1枚にとどめ、サブフィニッシャーとして【ミラノ風ドリア】を採用するドリア・ピザ混合型も強力。
やはり【ミラノ風ドリア】はずっと強い。

サンプルリスト
生中 400円
白ワインデカンタ 400円
野菜ときのこのピザ  400円
パンチェッタのピザ 400円
にんじんのラペ 200円
計1800円

採用候補
辛味チキン
きのこのピザout→ミラノ風ドリアin


②肉ミッドレンジ

ティア2の筆頭。
環境は選ぶが、出力の高いデッキ。
【若鶏のグリル(ディアボラ風)】型か【イタリアンハンバーグ】型(俗に言う「チーズハンバーグ」型)が主流。
どちらもバトルゾーンに出てしまえば、ポテトとコーンが付いてくるので、コントロール寄りの動きも可能。

フィニッシャーとして【ライス】を採用することも可能であり、メシフォーマットではティア1パスタミッドレンジドリア速攻に並ぶ。
プレイングは簡単だが、欲張りすぎると痛い目を見るので注意。
財布と腹に余裕があるなら、高火力のフィニッシャーとしてピザやパスタを採用し、さらに出力を上げた構築にするのも悪くない。

サンプルリスト
生中 400円
赤ワインデカンタ 400円
イタリアンハンバーグ 500円
プチフォッカ 150円
計1450円

採用候補
プチフォッカout→ピザin
小エビのサラダ
プロシュート
辛味チキン
ライス


③アペタイザービートダウン
メシフォーマットでは滅多にお目にかからないが、飲みフォーマットでは常に環境にいる細ビート

構築の自由度が高く、玄人プレイヤーに好まれやすい。
【辛味チキン】が採用されることが多いが、最近ナーフされたので人気を落としている。
ただ、【辛味チキン】のくっつきの良さは凄まじく、他の環境デッキにも採用されることが多い。

ノーハラへコントロールカモなので、ノーハラへコントロールが環境にいる時に使うと良い。
また、実はメッチャハラヘコントロールにも有利がつく。
【辛味チキン】コストが軽く食べやすい割に、2枚目以降を採用することで食欲を大幅に満たすことができるためだ。

他に、途中からピザや肉を注文することで、アペタイザービートダウンから、他のデッキ移行する変則的なプレイングも可能。

基本的には、つまみをちまちま食べていくビートダウンだが、フィニッシャーとして【ミラノ風ドリア】を採用し火力を上げた構築も人気。

逆に全ての食事を切った【ワイン単】も存在するらしいが、使いこなすプレイヤーはまだ見たことがない。


サンプルリスト
白ワインデカンタ 400円
小エビサラダ 350円
アロスティチーニ 400円
辛味チキン 300円
ミニフィセル 150円
計1600円

採用候補
グラスワイン
採用メニュー無限にあるため、ここではグラスワインのみ説明する。
飲みすぎは良くないので、ワインの追加はデカンタではなく、グラスでこまめにすると良い。



以上、サイゼリヤ飲み環境考察となる。
上記は現時点のもので、これからプレイングを詰めたり、これまで採用していなかったメニューを採用することで環境が大きく変わることもありえる。

各自握りたいデッキはそれぞれ違うだろうから、大会の際には参考程度にしてもらえれば何よりだ。

お酒は20歳になってから。


(記事は以上です。)

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