「今は集客がホントに大変で、他の配信者仲間も悩んでるのにさ、言われるんよ、なんでろりラジはオフ会とか、そんなに人が集まるのかって。

………わからん！！！オレが知りたいよ！？」

#ろりラジ というVoicyのラジオ番組のオフ会が2019年7月13日、博多で開催されました。

なぜ、ろりラジリスナーは集まってしまうのか。パーソナリティを務めるしんたろーたりーさん（@ryuka121212）でさえ分からない謎に迫ります。

※内容の詳細は他の参加者がきっとまとめてくれると思うので、違う観点でご紹介します。

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感想ありがとうございます！

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15名（のちにしんたろーたりーさんも合流し16名）というなかなかの大所帯で開催された今回のオフ会。半分以上が関東在住の中、九州の福岡県で行われました。

夜の食事会がメインだったのですが、パーソナリティであるしんたろーたりーさんがいなくても、ろりラジという単語さえ出てこないまま、和気藹々と楽しむメンバーたち。

場をまわしてくれる人、いじられる人、黙々と食べる人、おしゃべりする人、自分の作業をする人、はじめての参加で会話に入りにくい人…さまさまな人が同じ場所で同じ時間を共有しているけれど、誰が何をしていても許されている。

途中でしんたろーたりーさんも合流しましたが、パーソナリティだからといって特別扱いをするわけでもなく、みんながそれぞれ、好きなこと、したいことを楽しんでいました。

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しんたろーたりーという名前の由来は、本名の「しんたろう」と「ロータリー」の組み合わせ。しんたろーたりーさんが地元広島県にあるファッションビル、パルコのロータリーでラジオを聴いていたときにラジオネームとして思いついた名前だそうです。

ろりラジは、みんなにとってのロータリーなのではないでしょうか。

安心して好きなことができる場所。

つまり、自分を受け入れてくれる居場所。

どんなことをしても、どんな発言をしても受け入れてくれる、自分を出せる居場所、それがろりラジであり、ろりラジに関わるみんななのではないでしょうか。

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自分の歌を聴いてほしい！
自分の作品を買ってほしい！

それだけでは人は集まりにくくなっているのかもしれません。今の時代、どこにいても動画や画像で見ることができて、それだけで満たされてしまうからです。

ろりラジも、しんたろーたりーさんが自分のおしゃべりを聞かせたい！自分の声を聞かせたい！オレカッコいい！そんなスタンスのラジオだったら、ここまでリスナーはついてきてくれなかったでしょう。

自称出会い系ラジオというだけあって、リスナーと一緒に企画をしたり、リスナーのコメントをどんどん番組で取り上げてくれたり、ただのリスナーをあたかも主人公のように扱ってくれる。

一人一人のリスナーを大切に扱ってくれるので、リスナー同士も他のリスナーを認識し、理解することができ、このリスナーに会ってみたい、仲良くなれるかもしれないという不思議な集客力が生まれる。

一方的な商品の提供だけでなく、自分を出せる居場所を提供してくれること、それが必要とされている価値であり、ろりラジの魅力なのではないでしょうか。

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夜の10時になってもろりラジオフ会は解散されず、16名全員が二次会のカラオケに参加しました。

職場の飲み会だったら、二次会、さらにカラオケだと人を選ぶので一人や二人、それ以上帰ってしまいます。

歌いたい人、歌いたくない人、話したい人、盛り上げたい人、作業したい人、途中で帰る人…心の中では嫌だったり苦手だったりしても、それを表に出して他人を傷つける人はいない。自分のしたいようにできる空間、仲間だから。真夜中の1時を過ぎても、しんたろーたりーさんが帰ってしまっても、ろりラジリスナーはまだまだオフ会を楽しむのでした。

なぜ、ろりラジリスナーは集まってしまうのか。

それは、
あなたにとってのロータリー（居場所）だから…なのかもしれませんね。

牧 真姫子🍙エッセイスト（@makicome1986）