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どうやら、いじめにあってるみたい。

いやー、
薄々感じてはいたのですが、

私、職場でいじめに遭っています。


そんな人たちじゃないと
信じたかったので、
気のせいだと思っていましたが、
真実でした。


※今回、辛い気持ちを昇華するために文章にしています。長いし、気持ちのいい話ではありません。想いをそのまま書いているので、読みやすさも重視しておりません。ご了承下さい。
※本記事を紹介していただきました




思えば昔から、
いじめに遭いやすい性格でした。

正義感と責任感が強すぎるみたいで、
ただ真面目に生きているだけだったのですが、
鼻につく存在だったのだと思います。


当たり前のことを
当たり前にしている人は
当たり前にできない人にとって
ムカつく存在みたいです。


小学校ではランドセルに
バカという文字を彫られました。

4年生のことです。

犯人は分かりません。
教室に戻って、ランドセルを見たら
ランドセルいっぱいに大きな二文字が刻まれていました。

それから卒業するまで
赤いスプレーで塗りつぶしたランドセルを背負って
学校に通っていました。


その時はエネルギーに溢れていたからなのか、全く傷つきませんでした。

そもそも友達がいなかったので、
傷つけた人のことに最初から興味が無かったのでしょう(笑)

だから、何事もなかったかのように通学し、
いままで通りに過ごしていました。


(余談ですが、
その時ひとつだけ傷ついたことがあったのを思い出しました。

一応物を傷つけられたので、
親が先生に話をしたところ、
次の日、
先生が生徒の前で泣きながらいじめについて話をしたのです。

「このクラスでいじめが起きている」
「まき子さんがいじめられている」

私は大したことないと思っているのに、
『この子はいじめに遭ってかわいそうな子なのだ』というレッテルを勝手に貼られてしまった。

いじめよりも辛かったのを覚えています。)



高校や大学では
仲の良い友達から何度も
距離を置かれては、また仲良くなり、
距離を置かれては、また仲良くなり…
という行為を数人から受けていました。

私自身が、その人たちのことを嫌いにならなかったので、彼女たちの好きにさせていました。

来るもの拒まず去るもの追わずの精神で。

今思うと、みんな心が不安定な時期だったのだろうなと思います。


バイト先のコンビニでは
オーナーが私のことを嫌いだったみたいで、
仕事を覚えるためにメモをしていた行為を注意され、
それからメモを取ることが出来ず、仕事を覚えるのにとても苦労しました。

契約時には言われていなかった同経営の他のコンビニに突然行かされることもありました。


はたまた別のバイト先のハンバーガー屋では
店長の奥さんから嫌われていました。

何をしても気に入らなかったようで、
1か月経たずにクビになりました。

(私も嫌いだったし、お店もすぐ潰れたからどうでもいいのですが(笑))


社会人になり、
親友の恋愛事情にまきこまれ、
相談に乗ったり、協力したりしていたのですが、
彼女が思い切った行動をしない限り上手くいくはずのない恋愛で、
気がついたら、親友は私から少しずつ距離を置くようになっていました。

出産祝いに行った時も、赤ちゃんに会わせてくれなかったので、変だなと思っていました。

結局、同窓会や私の結婚式にも来てはくれず、
今では全く連絡を取っていません。

(ちなみに親友という表現は、向こうが使っていました。)



そして今回の
職場でのいじめ。


いじめという定義は何なのだろう。


文部科学省によると

「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする。


そうなると、
やはり私の職場で受けている行為は
物理的に何かをされているワケではないけれど、
精神的に苦痛を感じているので、
いじめに該当する。


では、具体的に何をされているのか。


私は経理事務の仕事をしています。

私の会社では、
請求書を整理して支払いの予定つくる担当と
その予定に沿って実際に支払いをする担当に分かれています。

私は支払いをする担当です。

従業員の使った経費に対して、
現金を本人に渡すのも私の担当。

お互いの仕事内容は
なんとなく分かってはいますが、
直近の出来事は当人にしか分からないし、
担当の業務の方が素早く対応できます。


そんな業務体制の中、


私あてに内線電話がこなくなったのです。


パートナーを仲介して、
私に用件がくるようになりました。


私が担当の内容の書類が
パートナーに届くようになりました。

封筒にはシールやカラーペンを使って
華やかにパートナーの宛名が書かれていました。


パートナーは若いし、話しやすいのかなと思って
1年ほど経ったので、
いよいよおかしいと思うようになりました。


各部署に
「担当は変わっていません。
直接連絡をして頂いた方が、素早く対応できます」
と伝えました。



内線が鳴らなくなりました。



封筒に封がされることがなくなり、

私の宛名が雑に書かれた書類が

届くようになりました。


他にも、

ずっと参加していた
女子会に呼ばれなくなりました。

結婚した時も、
誰からもお祝いをもらいませんでした。
今どきは、そういう風潮かなと思っていました。



なんだか、仕事がやりづらいな
何か方法があるのか、
何か私に足りないのか、
そう悩んでいましたが、
理由が分かってスッキリしました。


私は、

ただ、

嫌われているのです。



よかった。

自分の能力が至らない所為じゃなくて。

努力しても
頑張っても

上手くいかなかったのは

いじめられているから。



いじめの原因はなんとなく分かっています。


元々、私は経理部ではなく、
別の部署で働いていました。

当時の経理部には2人の女性がいましたが、
その2人はとても仲が悪く、
仕事にならないとのことで、
片方が異動願いを出したのです。

最終的に、異動願いを出した方が残り、
もう片方が別の部署に異動になりました。

その空いた席を埋めるために
私が経理部に異動になったのです。


異動願いを出した元パートナーは、気分にムラのある子で、自分の体調が悪いと挨拶もしなくなるほど極端な性格でした。

でも、落ち着いている時はいい子で、仕事もピシャっとこなします。

なので、2人がなぜそんなに仲が悪かったのか理解できませんでした。


しばらくして元パートナーから、
以前の経理部の話を聞きました。

完全に、いじめでした。


私は、片方の言葉しか聞いていないので
全てを鵜呑みにはせず、
だけど、異動した方のことも信頼しない、
中立なポジションを選びました。


それが、
異動した方の癇に障ったのでしょう。


自分が嫌いな相手と
上手く付き合っている姿が
面白くない。

しかも、自分の方に擦り寄る気配もない。


元パートナーは寿退社し、
今のパートナーになりました。

それからも私は、
異動した彼女に心を開くことはありませんでした。



彼女は女子会で

「まき子があんな子だとは思わなかった」

「いい子だと思っていたのにショックだ」

「今の経理部には絶対戻りたくない」

「パートナーはいい子なのに、パートナーが可哀想」

という話を広めていたそうです。


去年の12月に
彼女は寿退社しました。


彼女が退職した今でも
私が呼ばれなくなった女子会のメンバーは
彼女の言葉を信じているのでしょう。

もしくは、
信じていなくても、
自分の番になるのが怖いから
否定していないのでしょう。



人生の中で、これだけ人から嫌われると
逆に自分の所為ではないのだろうな、と何故か思えます。


いじめをしていなければ、
生きていけない人、
成り立たない集団は
残念ながら存在するのです。


動物界でもそうなのだから、
人間界でも弱いものいじめは
なくならない。


だから、私が
どんなにもがいたって
なんの意味もない。

きっとかえって傷つけられるか、
また別のターゲットが生まれる。


今の私は

ただ、ただ、

辛い。

辛いです。


女子会の事実を知ってしまい、
薄々感じていたものが
ハッキリと目の前に現れました。


手が震えて
動悸が早くなり、
今すぐ家に帰りたかった。


帰りの電車で勇気を出して
母と旦那にLINEをしました。


2人とも

どうしてまき子が、と

言ってくれました。


それだけで充分でした。


私は
正しく生きているつもりです。

この生き方を
考え方を

私を

否定されなかった。


いじめられていい存在は
いない。

でも、いじめは起きる。


いじめに遭っている人は
悪くない。

いじめをしている側が
どんな理由があっても
いじめをしていい理由にはならない。

でも、いじめはなくならない。



涙をこらえながら
Voicyで “いじめ” と検索しました。


あやにーさん@ayanie_jp)の番組、
#つれづれあやにー

第149回 社内でのいじめは我慢せず逃げて! 

という放送回がヒットしました。


まさに自分のための話のような気がしました。


・いじめている人が絶対に悪い

・会社にとっても、人を辞めさす人はデメリットでしかない

・我慢しても相手は変わらない

・自分より弱い人をいじめている、そんな人と対峙する必要はない

・とにかく今すぐ逃げて


そう言ってくれています。


そして、あやにーさんは
逃げた後のこともフォローしてくれました。

・体験談を公開すべき

・同じ苦しみを抱えている人に届くはず

・この経験を無駄にしないで


だから私は

この文章を書くことを決めました。


私と同じような目にあっている人は
たくさんいるはず。

ひとりでも届いてほしい。

私も同じだよ

ひとりじゃないよ

辛いよね

いじめてる奴も

黙認してる奴も

いなくなればいいのにね(笑)

ウチら、何も悪くないよ。



電車を降りると、
女子大生が
「携帯のライトがついてますよ」
と教えてくれました。

駅を出ると、
高校の恩師に偶然会いました。

帰り道、
10円を拾いました。


会社では嫌われているかもしれない。

でも、

世界は私を愛してくれている。


なんだかそう思えました。



考えると辛いし、

会社に行きたくないし、

かといって逃げても

何もできないような不安はあります。


でも

死ぬことだけは絶対に無い


と自信を持って言えます。



どうか
この文章が
誰かの心に響いて欲しい。

私は
明日も、生きています。


ただ、それだけです。



まき子🍙(@makicome1986

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