※このnoteは牧真姫子にサポートをしてくださった方へ、わたしが勝手なイメージで書いたショートショートのプレゼントになります。その中で公開を了承して下さった方の作品を順を追って公開しております。

ヒエンさん（＠takagiandmatui）へ贈ります。

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違う、ここじゃない。

また間違えた。

次はこっちか。

目の前に広がる、いくつもの選択肢。

けれど答えは１つのはず。

…なのに、なかなかどうしてうまくいかない。
時に身体が言うことをきかない。
自分の身体はこんなに重かったか。

頭ではうまくいくはずだったのに
簡単に達成できるはずだったのに

思い通りにならない人生に、自分に腹がたつ。

思い返せばいつもそうだ。

やる気を出し過ぎて空回りしてしまったり

自分の主張をストレートに伝えてしまって
相手を傷つけてしまったり

ひらめいたアイディアに没頭しすぎて
時間だけが過ぎてしまっていたり

やりたいことは山ほどあるのに・・・


いやまだ
まだ取り返せる。

間違ってもいい

後戻りしてもいい

だけど諦めない。

自分の身体の限界を超えて

全体像を思い出して

全神経を集中して

一歩ずつ進んでいくしかない。

道はそこにあるのだから。

…気がつけば、あんなに遠くに感じていたゴールにたどり着いていた。

なんだ、こんなに近かったのか。

身体も心もボロボロになったけれど、
なんだか気持ちがいい。

身体中が痛いはずなのに、痛みがあたかも勲章のように感じる。

でもまだ終わりじゃない。

目の前にはまだまだたくさんの道が伸びている。

次はどの道を進んでみようか。
ちょっと難しい道でもおもしろそうだな。

そうだ、自分で道をつくっても面白いかもしれない。

汗だくになった手をグッと握りしめて
前を向く。

オレの道を探しに行こう。

※ヒエンさん（@takagiandmatui）はボルダリングをされていて、ボルダリングを中心としたブログを運営されています。（『Voicy大好きジムボルダラー妄想記』http://boulderer-voice.tokyo/　）様々なことに興味を持たれて活動している姿にこちらまでやる気をいただけます！ヒエンさんの活躍に注目してみて下さいね。

牧 真姫子より🍙ありがとうをあなたに。（@makicome1986）

※こちらのnoteは、下記のサポート企画の一環になります。

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