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しょうがくせいと、じぶんのジカンのちがい。


朝の通勤中、小学生が目の前を歩いていました。

道路をはさんで、反対側にも、その小学生の友達の小学生が歩いていました。


小学生って、歩くのゆっくりなんですね。

わたしは電車の時間があるので、早歩きでせかせかと歩いていたのですが、彼らはわたしの半分以下のスピードで、ゆっくりと歩いていました。


彼らを追い越して歩いていると、後ろの方から

「あ!こうもりが死んでる!」

「え、どこ??」
「こっちこっち!うわー」

と、道路で死んでいるこうもりについて騒いでいる彼からの声が聞こえました。

わたしも、こうもりには気がつきました。
でも「あ、死んでる」というだけで、とくに何の気持ちもありませんでした。


彼らのはしゃぐ声を聞いて、
死んでるのは、じぶんの心だな
と思ってしまいました。

いつも時間におわれ、
余裕もなく、
我慢ばかりして生きている。

とくに今は妊娠しているので「これをすると辛い」ということが度々あります。普段は「辛い」と思うことを我慢して生きていたんだなぁと実感します。


小学生のように、ゆっくりと時間を使いたい。

同じ時間の長さならば、彼らのように、ゆったりと味わって時間を使いたい。


もっと、ゆっくり生きていたいな。


牧 真姫子🍙えっせいすと(@makicome1986

数多ある文章の海から、 みつけてくれて、ありがとうございます。 現在、不定期更新・お休み中です。 鹿児島から愛を届けています。