うたをうたうということは、いきるということ。
先日、鹿児島市が主催する「音とあかりの散歩道2019」という音楽イベントに、ゴスペルチームとして参加しました。
ここ最近、わたしは体調が悪く、携帯やパソコンの画面を見ることがあまりできません。家にいるときはほとんど横になっている状態です。
ですが、年に一回のこのイベントはとても楽しみにしていたので、なるべく練習に参加するようにしていました。(イベントの参加権も倍率が高く、今年が久々の参加だったので、絶対に参加したいと思っていたのです。)
そして本番当日は、リハから始まり、自主練、本番、打ち上げと、ほぼ丸一日活動していました。ですが、いつものように体調は悪くなることはありませんでした。
特に本番は、舞台から見える景色、観客の姿、歴史ある鹿児島の建造物と暗闇を照らすあかりに包まれ、たいへん幻想的で、すばらしい時間を過ごすことができました。
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ライブが終わって連休が続きましたが、やはり体調はよくならず、ほとんど横になって過ごしていました。
ふと「音楽が聴きたい」と思い、YouTubeで好きな音楽を再生しました。
自然と自分の口から歌があふれてきました。
すると今まであんなにだるくて気分が悪かったはずなのに、少しずつ体の内側から力が湧いてくるのを感じました。
どんどん歌が歌いたくなって、
どんどんなにかできる気がしてきて、
今、この文章を書くことができています。
わたしにとって
歌を歌うということは、生きるということなんだな。
なにもできない状態になってはじめて気がつきました。
好きとか、嫌いとか、上手いとか、下手だとか
プロになりたいとか、誰かに聴いてもらいたいとか
そんなこと関係なく、わたしが生きるために、歌は必要なもの。
水や、空気と同じ。
生きるためになくてはならないものなのだと思います。
歌はわたしの栄養。
つらくなったら自主的に摂取しなきゃ。
やっぱり、音楽って、最高。
牧 真姫子🍙えっせいすと(@makicome1986)
数多ある文章の海から、 みつけてくれて、ありがとうございます。 現在、不定期更新・お休み中です。 鹿児島から愛を届けています。