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2019/1/17 15年かけて叶える夢

忙しい忙しいと言いながらも気になったことを試す時間は無理にでも作る。この日は友人と瞑想スタジオに行く約束をした。新宿のスタジオヨギーに併設されているmuonという場所。

入り口の廊下を渡っているだけで肩の力が抜けた。ちょっとした旅行の最中に立ち寄ったように思えて、いや、仕事の合間にきただけだからと何度か自分に言い聞かせた。

瞑想が始まるまで、待合室に置いてあった「人生やらなくていいリスト」という本を手に取った。

パラパラとめくっていくうちにさらにふっと肩の力が抜けた。作者の四角さんが15年かけて、夢だった海外移住を果たしたという一説を読んだ時のことだ。15年という月日を、コツコツと夢に向かって努力すること。それで夢が叶ったという著者の四角さんの経験が、なんだかとてもしっくりきた。

瞑想に入る直前、私にとって15年を費やす価値があるとしたら、それは文章を書くことだなあと思った。感情の再現に昔からずっと興味がある。読んだ人に文字を通して「感情」を届けられるような、そんな文章を書いてみたい。

真っ暗な部屋で大の字になって思うは、これからの15年のこと。瞑想を促すアナウンスに導かれ、都会のど真ん中で寝転びながら、夢を見た。

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