ライターとして最初に意識した3つのこと

相変わらずの自宅安静DAYSです@第五中足骨骨折から約20日。

この時期、下手に動くとヒビが入った部分に転位(ズレ)が出る可能性もあるので、自宅のリビングとベッドルーム、キッチンやトイレ間くらいしか移動していません。ああ、いくらひきこもり体質とはいえさすがに退屈。

その退屈に任せ、イロイロなことを考えている毎日。そんなカケラをちょこっと綴っていきますね。

画像1

演劇やミュージカル、ドラマの記事を書くようになって5年半が経ちました。見た目の押し出しの強さ(……お、おう)やメディアへの露出等でよく勘違いされますが、私は完全な叩き上げ。noteの最初の方にも書いた通り、コネもスキルもキャリアもなにもない中、ゼロからのスタートでした。てか、もうハンデしか持ってなかった。40歳過ぎてたし。

そんな中、仕事として文章を書く上で最初に意識し、今でも継続していることが3つあります。

1. 約束を守る

納期はもちろん、取材時の集合時間厳守等を最優先事項だと考えています。え、そんなの当たり前じゃん……って?まあそうなんですけど、自分が編集側に回った時や周りを見ていると、ルーズな人もかなり多い気がするんです。集合時間に関しては、交通機関の遅れやアクシデント等でやむを得ず押してしまったこともありますが、納期に関しては覚えている限り1度もご迷惑はかけていない筈。

これは「約束だから」という大前提もありつつ「何かあった時に物を言えるようにするため」という理由も。最低限のことを守れないヤツが何を言っても、提案しても真面目に聞いてはもらえませんから。

2.  無記名の原稿は書かない

いろいろなスタンスの方がいると思います。が、自分に関していえば、仕事開始当時の何本かを除いて無記名の記事は書いていません。

理由はいくつかあるのですが、1番は文責が明らかになっていない文章が読み手に届くとは思えないから……でしょうか。もちろん、最初に書いたようにいろいろなスタンスのライターさんがいますし、書きたいもの、目指すところが何なのかによって変わってくる話だとも思います。

3. 上手いと思う文章をとことん読みこむ

大学を卒業してから、新たな仕事に就くためのスクールや学校に通ったことがありません。幕張メッセで車の前に立ってマイクを握っていた時も、FMラジオのDJになった時も、TVのナレーションやレポーターをやっていた時も、とにかく「上手い人のトークを聞いて分析する」コレが1番だと思って現場に出ていました。

それはライティングに関しても同じで、雑誌やWebで「上手いなあ」と思うライターさんやコラムニストを見つけたら、その人が書くもののどこが魅力的なのか、何が自分に足りないのか、とことん読み込み考えます。

個人的に「上手い!」と思う文章の特徴は

視点が個性的
語彙が豊富
リズム感がある

この3つを有していることしょうか。特に3点目のリズム感は大切で、どんなにおもしろい視点で書かれていても、読んでいて目が蹴つまづいちゃう文章は苦手です。

これ以外にもSNS等で気を付けていること、インタビュー取材で心掛けていることも勿論あるのですが、武器をなにも持たずに書く仕事を始めた時からつねに意識しているのは上記の3つ。

まあ、この世界に正解なんてなく、人ぞれぞれのやり方があるので、全然参考にはならないかもしれませんが、そんなことを意識している人間もいるのだなあ、と思ってもらえたら幸いです。

あー、早く怪我を直して現場に出たいっ!

◆Twitter makigami_p



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?