自分について喋ること

2月23日(日)の下北沢・本屋B&Bさんでのトークイベント、おかげさまでいったん満席となり、その後、増席の運びとなりました(涙)。

じつはこちらの会場、基本的には新刊の発売等「本」に関するトピックがないとお借りするのが難しい場所で、今回は嬉しさとともに、企画者としてちょっとしたプレッシャーもあったのです。

俳優でもタレントでも作家でもないわたしたちのトークを聞きに、お客さまが足を運んでくださるのかな?って。

お申し込みくださった皆さま
お気にかけてくださった方々
本当にありがとうございました。

とりあえず、一安心(いや、これから本番だ)

本屋ビジュアル2

ということで
先日、一緒に登壇する高野しのぶさんと打ち合わせをしてまいりました。

高野さんのことはずっと以前から「しのぶの演劇レビュー」で存じていましたが、初めて対面したのは2017年の10月ごろ。
その年の演劇界を振り返るというトークイベントの企画でお声がけし、ゲストとしてご登場いただきました。

知ってます?
高野しのぶさんってAIじゃないんですよ。
普段はお顔出しNGなので都市伝説的存在と思われている方もいるかもしれませんが(いませんね)、とてもたおやかな大人の女性です。

わたしと高野さん、年齢もほど近く
なにより「演劇」を”暗い”、”つまらない”、”小難しい”なんて世の人に思われたくない!劇場は人生を変える可能性がある場所なんだ!と、ある種の「芯」を持って活動しているという共通項はありつつ

同じ対象について語っていても、お互いが見ている風景がまったく違うんですよね……そこが凄くおもしろい。まるで同じ山を全然違うルートで登っているみたい。

なので、今回のトークイベントの大きなポイントになるのが「書くことを仕事としてとらえている」わたしと、「仕事ではなく書き続けている」高野さんとのマインド&立ち位置の違い。

つまり、登山でいうルート選択と装備の違いです。

なんてことを3時間の打ち合わせで再確認したわけですが、ぬぐい切れない不安要素が……(えっ、なに怖い)。

それは、俳優さんをゲストにお迎えするトークイベント『上村由紀子 talks with~』の時のように、わたしが無意識に「司会進行」してしまわないかということ。

今回、わたしと高野さんは五分と五分の立場。どちらかがゲストという役割ではなく、ふたりがメインスピーカーです。一方が聞き手に徹することなく同じ分量のトークでキャッチボールを続けることが理想(ドキドキ)。

さらに、自分のことを語るうちに恥ずかしさで「うわあああーー!」ってならないか(笑)。

ということで、前半は「わたしたちのこれまで」をおもにお話しして、後半は「それぞれの現場」について語れればと考えています。

おかげさまで、前売りの時点でご好評いただき、席数も増えた模様。もしご興味ありましたらぜひ下北沢の素敵な本屋さんにいらしてくださいませ。生ビールもおいしいですよ!

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◆上村由紀子×高野しのぶ◆
「なぜ私たちは<演劇>について取材し、書こうと思ったのか」
~NOコネ NOスキルの2人が1台のPCで壁をブっ壊した話~

◆2020.2.23(Sun)15:00~17:00(Open 14:30)
下北沢 本屋B&B
世田谷区北沢2-5-2 BIG BEN B1F
(本多劇場向かいファーストキッチン地下)

前売り 2200円(チケット+1ドリンク分・税込み)

詳細&エントリーは→コチラ

※今回のトークイベントに関するお問い合わせは本屋B&Bさんまでお願いします※



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