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もう一つのコモンスペース ~バラザ~ Part1

あたらしく、少しづつ
「森の食卓」をコモンスペースとして開きだしましたが、
もう一つ、外のコモンスペースを作ろうとしています。
道路から入ったすぐのスペースです。
「だれでもどうぞ~」
のちょっと座れるベンチのあるスペースを作りたい。

題して、「バラザ」

バラザってなに?
アフリカ、タンザニアのザンジバル島は、建物と建物との間に迷路のように道が続きます。(行ったことはありませんが~)
道から建物に入る場所に階段のような段差があります。それがバラザです。
人々はバラザに座って、おしゃべりをしたり、ゲームをしたり、ものを売って商売をしたりしています。
そこはコミュニケーションの場になっています。

ザンジバル島のバラザ


日本にもかつてはプライベートと公共との間の場所がありました。
ふらっと入ってこれる縁側だったり。。。
現代社会は、特に都市で生活を送っているとプライベートがしっかり分けられてしまい、個人が何を考えているかわからなくなっている。
加えて、コロナで人と話すことが少なくなっている。
会話が無くなり、とても寂しい社会になっていない?

部屋に入るのではなく、ちょっとだけ立ち寄って休むベンチのある場所
ちょっとおしゃべりが出来る場所
そんな場所を森の食卓の手前に作りたい。

経済の面から見るとアフリカより日本の方が優位と思っている人、そんな目線の人、多いのでは?
でも、幸せと感じているのはどっち?

アフリカの人達は底抜けに明るい(個人差はありますが!)
今を楽しんでいる感じがする。
バラザに座って、おしゃべりをしたり、ゲームをしたり、お茶を飲んだりする。
そこに集まった人たちの柔らかい空気感、そこにいることの幸せを感じられる場所、
いまここ∼を実感できたらいい
そんなバラザを井の頭公園の隣に作りたい。


上の写真の場所に「バラザ」を作っていきます。
今はボサボサですが、植栽の植え替え、ベンチの作成etc.
植木屋さんとのやり取りも含めたバラザ作りの報告はPart2に続きます。

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