私たちの現実は、意識の中で（無意識、無自覚であっても）フォーカスしたものが目の前に現れる、と引き寄せの法則では言われている。

そのことについて考える、そのことを意識する、ということは、「フォーカスする」ことになる。

エネルギーを注ぐことになる。

それと、さきこさんがよくいう『ただ見る』との違いはなんだろう？と、運転しながら考えていた。

ネガティヴな感情などは、見ることで、暴走しなくなる。

見る、とは、存在を確認するだけ

かな、と。

あるな、いるな、と、
感情を入れずに、観察する、みたいな感じ。

瞑想で、自分の状態に『やさしく気づく』のと似ている。

自分の感情を（無自覚に）おざなりにして、他人を優先しがちな繊細さんタイプにとっては、この「気づくだけ」で、とても自分の内側が安心するのだ。

その深いところの安心に気づくようになれたら、もう大丈夫。

ずっと自分に鈍感に生きてきた私には、ここに至るまでが少しめんどくさかったり、苦痛な時もあった。

今も、歯磨きをしないで、洗顔もしないで、えいっと寝たりするのは、何かしら自分に気づいてあげられなくて、
気づいてもらえない私の内側が「やってられっか！」とささやかな反抗をしている結果なのかも知れない。

と、気づいた。笑

フォーカスするとは

フォーカスしたものが現実化する。
の、フォーカスとは？

自分の感情を伴って、そのことについて考えることかな〜と思った。

あれやこれやと、ジャッジしてみたり、腹を立ててみたり、グルグルモヤモヤとしてみたり。

望む方としては、そのことについて考えただけで、パァ〜！っと嬉しくなったり、テンション上がったり、ほっと和んだり。

そうなったらいいなぁ〜が、自分の深いところを揺さぶりながら、思い描かれる様かな、と。

こうなったらいいなぁ〜と考えた時に、
人からこう見られそう、とかがくっついてるものは、深いところは動いてない気がする。

もっと無条件に、訳もなく、
あぁ、、、そうなったら、いい、、、
て感じるのが、エネルギーを注いでるということかなと。

私はなんで離婚を引き寄せたのかな？

ずっと腑に落ちなかったのだけど。

私は、「自由」になりたかったんだよね。どうやら。
これは全く自覚してなかったけど。
今の生活になってわかった。

そもそも、結婚願望なかったし。笑

人にとやかく言われたり（夫は全くとやかく言わない人だったけど）言わなくても思われてそうと考える『私自身の思考』から、自由になりたかったんだろう。

それはわざわざ離婚でなくてもよかったのだけど、あいにく私は、かなり元夫に依存体質であったようなのだ。

夫の夢が私の夢。夫の喜びが私の喜び。そう生きていこう！と、結婚する時に考えたのだ。決意したのだ。

これがまぁ、私自身の幸せ、自由とは、真逆すぎたのでしょう。笑
本来、結構、野望を抱いていたはずだから。

なのに、へんな自己犠牲スイッチ入れたよね。さきこさんの言う『悦』って感じかも。エゴ的だし、ヒロイン気分で嫁を演じてたな。

アライメントしなさ具合も甚だしくなるはず。
私の内側は、嫁なんて立場、どうでもいいもんなー。楽しんでいたいだけなんだよなー。（演じるのもそれなりに楽しんでたけど）子どもが生まれて、いよいよ開花しちゃった所だよね。常識が通じない『こども』って存在が、もう、最高！って思ってた。私もこう生きたい！って、
あ、今思うと、そう、深いところが揺さぶられてたんだわ。
それは離婚しか無くなるわ。私の幸せを考えれば。学校制度という常識の中で生きることを選んだ人だったからね〜。一緒にはいられないなー。そうかそうか。

というわけで、今の、悠々自適な一人暮らしに行き着き、満たされている現在。

息子は、いつか出ていく存在という前提だったから、依存しなくて、むしろとてもいい距離感。

一方で、元夫と話す、と考えるだけで、
心がまるで反抗期のようにむくれっつらになる。

バリバリ抵抗のエネルギーを発する状態になるなぁ〜。

それはとても疲れるし、この自分が嫌い。

くっそー！なんだよあいつ！

って感情的になる状態が、フォーカス、

くっそー！ってなるなぁ…
抵抗のエネルギーを発してるなぁ…

と見るのが、ただ見る、

かな。

「気づく」と、

うん、考えるのも思い出すのも、もうやめていいね。と選べる感じがいいね。

視線

ただ見る、
やさしく気づく、
は、『自分』を見ている感じがする。

自分への視線が、なんだかやさしい。

布団から出る気がしないんだねー。うんうん。

ジャッジせず、ただ見てあげようと思う。笑