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家族、うぜー

週末や祝日は、片道40分の田舎道を通勤している。
その間、いろいろなことを思う。
ちょっとした自我省察の時間になっている。


今日も慣れた道を運転しながら、『自分の思い』を見つめていた。

家族ってうざいよな~

って感じてた。


反抗期のようなそれとは少し違う感じで、

家族かそうでないか、で区別することがとても嫌なんだけど、
そうはいってもやはり家族にはいろいろと揺さぶられる。影響を受ける。

自分の中の、そういう自覚している以上の感受性みたいなものが、きっとめんどくさく感じてしまっているんだろうと思った。


うざいのは、家族でなく、家族に振り回される私、なんだろう。



そんなことを思っていたら、
東京に行ったきりほとんど音沙汰ない息子から、頼みごとのlineが入ってきて、

ほら、やっぱりなんだか疲れちゃったよ。←今ここ


うざいんだよ、ほんと。


でも嬉しいんだよ。


こういう感情の動き、めんどくさいんだよなぁ~


「もういいんじゃない?許してやんなよ。自分を」

たまたま見てた映画『深夜食堂』の大将のセリフが、思いがけず刺さって、泣けてきた。

私はまた、自分を罰しているのかな~・・・

元夫と付き合い始めた頃、自分への許しの波がいっぱいやってきて、ほんとによく泣いた。

また知らないうちに、あの頃みたいに頑なになってしまっていたのかな?私。

そんなセリフで泣けるなんて、さ。


楽しかった仕事へのモチベーションも上がらず、それに呼応するかのように売り上げも上がらず、そこがまたおもしろいなぁと思ってしまう。

こんな時でも、自分のエネルギーの創り出す世界を観察してしまう。のね。笑

こんな時でも、友人とのやり取りが楽しくて癒され、

こんな時でも、自分で作るごはんがおいしい。



あぁもう、どうしたって、あの頃には戻れないみたいだ。

味もしない、涙も出ない、
もうそんな頃の感受性には戻れないことが、


うざくて、


幸せなんだろうな。




うぜーなー。




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