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幸せにする力=幸せになる力

年収。

それは一番手っ取り早く相手の社会的地位を示す指標ではないだろうか。
年収が高ければすごいと思われるし、低いとがんばってー!となる。


”誰かに幸せにしてもらおうと拝むんじゃなくて、幸せにできる人間になれ”
大好きなサバイバルウエディングの本日の台詞である。


女はどうしても養ってもらおうと思ってしまうし
男はどうしても養わねばと思ってしまう。
ドラマでも伊勢谷友介演じる編集長も言っていたが、
これはずーっと続く通説だ。故になかなか覆るものではない。


そして
女性には出産という、どうしても休まなければいけない数ヶ月間がある。
その間は無給だ。
合わせて育児という数年、時短で仕事を行う人も多い。
生涯年収は当然、男性より少なくなる。

男性が育休を取れるようにもなってはいるが、
やはりまだまだ浸透率は低いのが現実ではないだろうか。
男女共に育休をとった場合、それと引き換えに出世や昇進を少なからず捨てざる負えないような雰囲気。
その雰囲気が男性に育休を取りにくくしているようにも思う。


○●○
男が狩りに行っていたとされる縄文時代。
本来は狩りに行かなくても十分生活はできたという説もある。
ではなぜ、男は狩りに行ったのか。

答えは1つ。

女にかっこいいと思われたいから、だそうだ。
男の脳みそには古代から刷り込まれている。
女にかっこいいと思われたい、かっこよくありたいという想いが。


現世で言えば、狩り≒年収なのではないだろうか。
男性はかっこつけるために働く。
女性よりも稼ぐ。


しかし。世は不景気。
自分の思った通りに稼ぎが出るわけでもない。
そのためか副業を許容する会社も増えつつある。

合わせて、女性の躍進が男性よりも近年優位に立っている状態だ。
”女性だからできたサービス、企画”という言葉を耳にする機会も多い。


男性にとっては行きにくい世の中になってしまった。


○●○
そんな男性に「俺、この子の前だとかっこよくない!?」と思わせ上手な女が”いい女”なのだと、最近気づいた。

なにかを男性からしてもらったら、少々オーバー気味に喜ぶとか
手が届かないものをとってもらうとか
そんな些細なことでも十分、男性は「俺、かっこいい」と思える。


しかし、サバイバルウエディングのドラマは言う。

「もしあなたが無職になったら、私が稼ぐわ」と言え。
稼ぎに自信のない男性はこの言葉で安心し、結婚への1歩を進めることができる。

男性はかっこつけたいのだ。

この台詞を好きな女が言ったらこうも思わないだろうか?

「そんなことさせない!俺が稼いでくる!(俺、かっこいい!)」と。




幸せになるためにお金はどうしたって必要だ。

生きていくためのツールなのだから仕方ない。
明日を食べていくためには愛かお金か、
というロマンを語っている場合ではないのだ。




女性ももちろん、稼ぐ。

ただ、少々生きにくくなってしまった男性に
稼ぐための活力を与えてあげられるのも、また女性しかいないのではいか。



とすると、女性が幸せになるためには

男性を「俺、かっこいい!」という幸せ感情で包むことも大事なことなのである。

つまり、

女性が幸せになるためにはまず、相手を幸せにすることから始まる。

それが周り巡って、自分の幸せとなってかえってくるのだ。




”誰かに幸せにしてもらおうと拝むんじゃなくて、幸せにできる人間になれ”
この言葉、深い。

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