マキマキノ

ライター/元臨床心理士/占星家/ベリーダンサー/ 目に見えないものに触れて表現する仕事をしています。2019年は人の目に触れる仕事をもっとしようと思っています。https://twitter.com/makimakinodance

愛にあふれるミモザさんという物語

糸島のおだやかな海の前の、無数のお花が鮮やかに咲き乱れる邸宅で暮らすミモザさんは、こぼれるほどの愛の人です。
 
終戦間近に生まれ、親を亡くし、愛に満ちた叔父さんと叔母さんに育てられたこと、結婚した時のこと、亡き旦那さまとのこと、年子で次々子どもを産んだこと…

激動の人生をあらがうことなく受け入れ、「わたしは本当に幸せ」とおだやかな笑顔とまっすぐな眼差しで言うミモザさんに触れると、わたしは泣き

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物質は非物質化する

「物質は非物質化する」

翻訳家の山川亜希子さんと
フィンドホーンオーガナイザーの広瀬尚子さん
の対談で心に残った言葉。

尚子さんは長い船旅の最中に、
大切な指輪をなくしてしまった。

同室の人にも言えず悶々としていた時、
ふと、ある男性と二人きりになった。

どういう訳だかこの人に打ち明けてみよう
という気になりそのことを打ち明けた。

そうすると、その男性は
「指輪は私が買ってあげるから結婚

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至福のときを数える |#06 -南インドでのこと-

掃除をしていたらインドで購入したせっけんが出てきた。

アーユルヴェーダに由来したそのせっけんは、箱にほどこされた花柄のデザインが好みで、大事に大事にとっておいたものだった。

使うタイミングを逸していたものの、ある出来事を洗い流したくて仕方なかったわたしは今がその大事な時だと感じた。

箱の埃をぬぐってから開けると、薄紙に丁寧に包まれたオレンジ色のせっけんが出てきた。

ふわっと、インドのせっけ

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占い師になりました。

かなり久しぶりの投稿です。

前回の投稿は、2月5日。

その翌日、2月6日から激動の流れに身を投じることになりました。

九星気学という運命学でわたしは「二黒土星」の人です。

二黒土星は今年は「大変革」の年です。

今までの流れからはまったく想像していなかった新しい流れが始まる年。

九星気学は節分を元旦と考えていますから、まさに2019年の扉を開けたら、そこは激流だったという感じです。

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【第8話】両家顔合わせの日に父、倒れる!?

人生は計画通りにいかないものですが、トントン拍子で行く時は行くものです。

出会って2ヶ月で入籍という、結納もなく、婚約指輪を準備する時間もないほどに計画性のない結婚をしたわたし達ですが、その流れに巻き込まれたのは当然のごとく家族でした。

双方の両親に紹介してから両家顔合わせまでの期間はわずか2週間でした。

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至福のときを数える |#05

その時わたしはサイパンにいた。9歳の夏休み、初めての海外旅行だった。保守的な地域の学校の学年の中で、夏休みに海外旅行に行くのはわたし一人だったから、なんだか誇らしかった。
わたし達家族はマニャガハ島という小島に海水浴に出かけた。祖父母の住む日本海の色を見慣れていたわたしの網膜の奥に、はじめて南国の海の色が入りこんできた。絵の具のコバルトブルーがそこにあった。
わたしと弟は父と一緒に日本から持ってき

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