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ないない尽くしの博士学生がなんとかしてパリで暮らしてみる話:+1(通信環境・電話開通)

こんにちは、Makiです。

以前、「ないない尽くしの人文系修士」として、学振DC1のために何をしたか書いたのですが、

今度は「長期留学経験がない」「現地に日本人の知り合いがいない」というないない状態で先月末からパリ生活を始めた私の経験を綴ることで、

ほぼポスト・コロナになっているフランスの現状+初めてフランスで留学する人向けのイロハを伝えられたらなと思います。

ナンバリングとしては-1,-2がフランスに入る前、日本での準備。+1,+2...がフランスに入ってからになります。

フランス入国後1回目は通信環境の整備、電話開通です。


電話がないと何もできない

まず最初に困ったのが、空港のタクシー。日本からbooking.comで手配していたのですが、やりとりが電話もしくはSMSに限られているせいで、空港のWi-Fiを捕まえたところでどうにもならず、予約をキャンセルしてロータリーで捕まえました…

次に困るのが、いろいろな手続き。銀行口座を開けるにしても、パリのPASMOあるいはICOCAことNavigoをスマホから更新できるようにするにしても、電話番号が求められます。

ということで、アパートに落ち着くとまずその日のうちにSIMカードを契約に行きました。

日本からSIMカードは入れていくべき

とはいえ、グローバル利用の可能なSIMカードがなければ、そもそもSIMカードを買いに行くための地図も見られません。

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日本で入れてみて、使用感を確かめてみたい人はグローバルSIMになると思いますが、そこまで危ないものでもないので、普通にヨーロッパSIMでいいかなと思います。(お値段の差がすごい)

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ただ、あくまで通信に限定されているので、電話は使えません。また、パソコンにデザリングして使おうものなら一瞬でギガを消費するので、その点は十分注意してください。

なんだかんだでFreeが一番

Orangeなど他の選択肢もあるのですが、ギガの多さとお値段を見るとFree一択なのかなと思い、Freeに行きました。

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1年間以内の留学であれば、13.99€のプランでいいかと思いますが、1年以上になると19.99€になります。

ちなみに私は、日本からの電話の可能性を考えて19.99€にしました。SMSやMMSのところに書いてあるようにいろいろな国から受けることができるのですが、「En savoir plus」を確認すると、その国のリストに日本も載っており、日本からも受けることが出来ます。

自分のマイページからいつでもプランを変えられるので、帰国後またフランスに度々来るのであれば、帰国のタイミングで2€のプランに変えてしまえばいいのかなと思います。

買い方については日本人が書いている他のサイトで詳しいことが載っているのですが、昔の情報なので契約プランだけはちょっと違うようです。

参照サイト→【コスパ最強】フランスの格安SIMカード”free”の購入・設定方法を写真付きで徹底解説!

なんの問題もない使用感

反応を見ると、通信速度は日本国内で日本の通信プランを使っている時とそう変わりありません。

今後、ヨーロッパの他の国にも赴く予定があるので、そこでの使用感についてはまた追記したいと思います。

さて、ここまでいかがでしたでしょうか。

次は、パリ生活で役立つ地図・交通アプリについて紹介したいと思います。

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