2021年に作った曲たち

お久しぶりです。まきなLv39です。
何を書こうかなと思ってたんですが、今回は振り返り記事な気分でしたのでそちらをチョイスしました。(2021年ボカロ10選はまた筆が乗りそうなときに書きます)

↑昨年の振り返りです。
思えば今年はだいぶレベルアップできたなと実感しています。
ぼくは作曲するときは毎回目標を設定して、それを超えられるようにしてましたのでその結果が出てきたのかなと。
ニコニコ動画に投稿した順で振り返ってみます。
(以下、ネタ曲のネタバレも含みますのでご注意ください。)


1. 仔猫たちのお茶会

第1回のネタ曲投稿祭参加作品です。
いきなりこれかい!って感じですが、1月は半ば死んでいて曲が出せなかったので…。
マジミラ楽曲コンテストの応募も考えていたので、当初はネタ曲を3日、応募曲に2週間ほどかける想定で動いていました。が、かけた時間が見事に逆転してしまいました。どうしてこうなった。
テーマのコンセプトとしては「タイトル詐欺」でした。子牛さんを一本釣りできた記念の曲です。まさかこのサムネとタイトルからいきなりユーロビートが始まるなんて。ユーロの方の内容はもっと煮詰めても良かったですね。


2. Chip tap toe!

ミクの日投稿曲です。ネタ曲投稿祭からのマジミラ応募と続いて自転車操業状態でしたが何とか間に合ってよかった。
なんかチップチューンっぽいの作りたいなー!とか思って取り組んだのですが結構難しかったですね…新しいものにチャレンジしていくのも重要ということで。


3. 初音ミクに「『わたし』とわたしの進化論」を歌わせてみた

ボカコレ2021春投稿曲。この頃は仕事が目が回りそうなくらい忙しくてあまり楽曲に集中できていませんでした…時間が許す限りは頑張ってみたのですが、クオリティにも限界があり投稿した後もあまり宣伝などもできず。ちょっと勿体なかったですね。
テーマは「過去と未来を繋げる」です。当時のぼくの技量からしてかなり扱いに困るレベルのテーマ設定だったかも。


4. 電雷爬走

第5回プロセカNEXT応募曲。仕事が忙しかったこともあり、前回投稿から3か月近く空いてしまいました。
DnB作ってみてー!!と思って試行錯誤して頑張ってみた曲です。ぼくのようつべチャンネルでは現時点で2番目の伸びを記録しています。(最も1番伸びている曲が桁が違うので比較するのがアレなのですが)

歌詞作りに困っていた際にピアプロを巡っていて、こんばんのんびりPさんのイラストを拝見したときに「これだ!」とひらめき、そこから一気に完成までもっていくことができました。
この辺りから動画の見せ方や動きも意識して作るようになってきました。段々と動画のレベルが上がってきているのが分かるかな?と思います。


5. the Happiest Singer

マジミラ応募曲を大修整してミク誕に合わせて出しました。
この曲からイラスト依頼してみよう!と思い立ちまして、絵師さんを探しておりました。その時の条件が

①初音ミクが大好きすぎて毎日でもミクのイラストを描いてしまう
②絵のタッチがぼくの好み
③ご依頼するときの基準がある程度明確

で、まあ①の時点でかなり厳しくなってしまうのでさすがに無理かなと思ってたんですがいました。3774.先生という神が。
これで神は存在するか?というアンケートにぼくははっきりと「そこにいます」と答えられます。本当にありがとうございました。

3774.先生から送られてきたミクのイラストを拝見した際に思わず「尊い…尊すぎる…」と崇めまして、もう何が何でもミク誕に出すぞ!と気合が入りまくり、結果として曲自体のクオリティがマジミラ応募した時よりも格段に上がり、また動画も気合入れて作り込むことができました。本作から段々と「mixうまいね」というお声を頂けるようになったのは嬉しいですね。

本作は特にようつべ側で大好評で、現時点で5000再生近くと500オーバーの高評価を頂いており文句なしでぼくの代表作となっています。(この曲のお陰でネタ曲が多少ヒットしてもネタ曲の人じゃないと言い張ることができて安心ですね!やった!!)
また本作を投稿する前はようつべのチャンネル登録者数が25人(!)しかいなかったのですが、本作を投稿したところ登録者数が一気に200人以上になりました。特に外国人の方々に好評を頂いており、本作をきっかけにぼくのようつべチャンネルの公用語が英語になってしまいました。学んでてよかった英語。皆さんも英語勉強しておきましょう。いつどこで使うようになるか分からないので。

3774.先生には本当に足を向けて寝られないので全人類の皆様は3774.先生をフォローしましょう。
ここだけ文章長いな!


6. Mirai Faily Lily

ボカコレ2021秋投稿曲。今までずっとNTだけだったのですが、V4Xもお迎えしたので「ミクとミクで百合行けるな!」と思って作った曲です。ミクミク百合とか至高じゃないですか。こんな訳の分からない発想の曲にイラストを描いていただいたnika○さんありがとうございました。アイコンの際もお世話になっております。

V4Xに触れてみて思ったのが、NTとの音量差が結構あるなということでした。(NT側がだいぶ小さい)
mixの時に一番気を配ったのが、V4XとNTの声のバランスだったと思います。不自然にならないように0.1db単位で調整しました…V4XとNTを同時に起用したい方はお気をつけていただければと。

しかしボカコレ2021秋は熾烈でしたね…自信作ではあったのですが、投稿時間はもう少し考えたほうが良かったのかもしれません。当日に、動画に致命的な欠陥があることを発見してしまったので結果的にこの投稿時間で良かったのかもですが。動画のチェックはしっかりと行いましょう!!!(実は前作もちょっとミスがあったりします)


7. Halloween Lights 1031

突然ハロウィンに参加したくなって1日で作り上げてしまった曲。ぼくも頑張れば1日で曲を作れるようになったんだなあと自画自賛してますが、何でBPM1031で曲を作ろうと思ったんでしょうね…まさかエクストラトーンの曲を作ることになるとは全く想像してませんでした。

かわいいミクうたと自負していますが、ドラム隊周りが完全に工事現場しちゃってますね。でもかわいいミクうたです。これほどBPMが高いかわいいミクうたは他にないのでは?と思ってます。


8. 仔猫たちの晩餐会

ネタ曲投稿祭2021秋参加作品その①にしてニコニコ本社爆破シリーズその①。
爆発オチじゃつまらないなと思って初手爆破を選択しました。やはり本社はカジュアルに爆破させてナンボだと思いましたので。書いてること酷いな!
ポプテピピック状態を目指すべく色々とネタを詰め込みまくったのですが、想像以上に皆様に好評だったので作ってよかったなと思います。

9月ごろからピアノ音源としてKeyscapeを使い始めたのですが、本作でようやく使い方が少し分かってきた気がします。Keyscapeはいいぞ。


9. #栗田よ見て

ネタ曲投稿祭2021秋参加作品その②。
ニコニコ代表の栗田さんからスポンサー賞として「栗田は見た」賞を頂けた上についったーでフォロバも頂きました。まことにありがたいことです。
元ネタは栗田さんがついったー上で運用していた「#栗田よ見て」タグです。ボカコレ等のイベント期間中、栗田さんにアピールしたい動画に本タグをつけていくのですが「ネタ曲投稿祭ならこのタグ自体をタイトルにしてしまっても許されるのでは?」という悪魔の発想を完遂させることができました。

ついったーでも呟きましたが、この曲は本当にネタ曲投稿祭の開催前日に思いついて夕食後の3時間でネタ出しから動画作成まで仕上げた曲です。
3時間でも注目されるチャンスを作れる!という事実は自信にも繋がってきてますね。またこれまで培ってきた技術も今回の結果に一役買ったかなと。
1年前だと思いついても完成までこぎつけることができなかったはずです。
チャンスを掴み取るうえで、普段から技術を磨いていくことは大事ですね。

あとついったーとニコニコの連携を入れておくと、この動画をいいねやリスインするたびについったー上に「#栗田よ見て」タグが増えていくという恐るべき事態が起こっていましたが、これは狙ってなかったです…完全に見落としてました…(栗田さんには謝罪しましたが笑って許して頂けたので本当にありがたいことです…)


10. 真・仔猫たちの晩餐会

ネタ曲投稿祭の投稿期間が終わって、落ち着いたころにこっそり出しました。仔猫たちの晩餐会のバックで流れていた、本物の「仔猫たちの晩餐会」です。
ぼくの投稿楽曲の中で一番長い曲になっていますが、その理由が「ネタをいくら詰め込んでもさすがに4分は超えないだろう」という発想です。実際には2分も使ってなかったので完全に冗長になってしまいましたが…。

作った曲を台無しにするという発想でもあったのですが、セリフさんの「ツーチトカ」、でんのこPさんの「あなたに会いたくて、あと、CMが多すぎて」等、同様の発想で遥かに完成度の高い作品もありぼくもまだまだネタ方面での技術も未熟だなと痛感しております。次回はもっとクオリティを上げて挑みたい所存。


11. #栗田よ見て -大感謝祭version-

栗田さんのボイス素材配布と聞いて、「#栗田よ見て」に栗田さんボイスを組み合わせました。旬のネタは鮮度が大事ということで、ボイス素材配布当日に仕上げております。多分栗田さんボイス使用動画一番乗りではないでしょうか。やったぜ。
あとついでに本社爆破しておきました。ニコニコ本社爆破シリーズその②。
爆破のエフェクトお借りしたら動画の長さがちょうど39秒になって色々といい塩梅でしたね!


12. 剥離落憶

酩酊堂さん主催イベント「イラスト統一祭~まかぎ祭~」参加作品。
ぼくの気がおかしくなって12/31に動画投稿するぞ!って言わない限りは今年最後の曲です。

まかぎさんの描かれた美麗なイラストにどんな曲を合わせようかなと考えてたんですが、FutureBassが合いそうだなと思い初挑戦のジャンルでしたが頑張ってみました。
結果として動画演出も含めて想像以上のものを作ることができたと自負しております。実際に音作りやmixを評価いただける声も多かったので嬉しいですね。この1年の成長をしっかりと感じ取ることができた曲でした。
初めて季節ものの曲を作ることができたのも良かったです。

このような機会を作っていただけた酩酊堂の皆さん、およびイラストを描かれたまかぎさんに改めて感謝を。


来年に向けて

この1年で少しずつ成長できた実感はありますが、同時にまだまだ不足している点があるなと感じてきましたので、来年はそれらの改善に向けて頑張っていきたいかなと。
具体的には

・エモいコード進行を意識する
(最新曲で初めて"エモ"に少し触れられた気がします。頑張りたいところ)
・展開の作り込み方やバリエーションを広げる。
(今までワンパターンな展開が多く、また流行りの展開ではなかったので)
・MIXをもっと上達させる
(サイドチェインなどで曲のうねりもしっかり作り込んでいきたいですね)

辺りでしょうか。
無理せず1つ1つの課題をじっくりと解決できれば良いなと思います。


来年もどうぞよろしくお願いいたします。
本年のnote記事はこれにて。

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