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【備忘録】セルフオペでライブしたので手書きで簡単に記しておく。(T)

ライターT(6月)です。今日も制作詰めつめだったので脳みそをほぐしながら記事を書く夜。

改めまして5/27主催ライブはありがとうございました。地元でやるとか、生誕祭とか、色んなハッピーな属性がついた楽しい時間だったんですけども、実はもう一つ大きな属性が付与されたイベントでした。それが、

「音響セルフオペ」。

大仰に言ったけど、特にすげー難しいことはやってません。ませんが、配信を除けば初めての状況だったんですよ。だから書かせて!笑

「おめー今までたくさん曲作ってまとめてきたんやろ、じゃあ楽勝やろ」って思う人、いますよね。いるのかな?いると仮定して話を進めます(強引

レコーディングエンジニアやミックスエンジニアのお仕事と、現場のPAエンジニアのお仕事は似てるようで結構違います。特に自分の場合は大部分の工程をMac(パソコン)内で済ませるので、現場のフィジカルな音環境の構築・オペレートに関してはまあまあ不勉強です。

実家リハの様子

なので、実家のスタジオに機材を持ち込んで、設営・配線も含めての練習を繰り返しました。(ミキサー/スピーカー関係はレンタルしました)。当日ここでまごついていたらリハーサル時間がガンガン削られていくので、思いの外真剣に練習しました。

大袈裟に思われるかもしれませんが、配線とか信号(電気)の流れを理解してないと最悪機材を破損してしまうのです。極端な話、扱い方によっては爆音発生爆発炎上みたいな事態も起こり得るのです。極端な話ね(各機材ゲインMAX状態で電源ON、速攻無限ハウリングして…みたいな)!

あとね、これ。

ライブ冒頭の一コマ
スマホいじいじ

「あ、”いいね”もろたー」

じゃないんですよ。今回はスマホで音源再生したのです。ほんとだよ?笑


てなことで、久しぶりに手書きで機材イメージを投下。


画伯T

こんな感じです。同じくセルフオペでライブやりたい人の参考にな…なるかなあ。。笑


ミキサー+メインスピーカー、というかメインシステムは「YAMAHA STAGEPAS BT400」。

スピーカーは分かりやすく「音を増幅して客席に届ける」ための機材です。これはカーステレオとかお家にあるコンポとかでイメージしてもらえばOK。

ミキサーは「ミックスする機材」という名の通り、マイクやライン等を通じて入力した音声を音量、音の配置(左右)、エフェクト(イコライザーやリバーブなど)なんかを処理して各スピーカーに出力する機材です。

コンプレッサー等はついてないものの(ここちょっと大変だった)、流石のヤマハというべきか、最小限必要な機能がコンパクトに収まってたステージパス。小〜中空間の現場でアコースティックもののライブだったらこれで充分いけるな。

あと、フットスイッチでリバーブのON/OFFが出来るのもすごく助かる。万貴音の配信ライブではボーカルマイクに常時リバーブが乗ってるので、若干素人っぽくなるのよね…。MCの時はリバーブないのがいいです。


簡易な現場ではこれだけでライブやることも出来ると思うけど、今回はモニタースピーカーも調達。BOSEの「S1 Pro」。

メインスピーカーは客席を向いているので、ステージ内で演奏してる人間からは音が遠いわけです。なので自分に向かって音を出すスピーカーがモニタースピーカーの役割。人によっては「自分の音を大きくする」みたいな調整もよくする。演者が聴く音と観客が聴く音はバランスが違う場合は多々あります(今回はシステム的にバランス変えられませんでした)。

ライブハウスなんかでは立ち位置ごとにモニター設置したりするんですが、今回はフロントに共用で1発、ピアノ用に1発で配置しました。


さらに今回はオール生演奏ではなく音源も使ったんですが、その再生は小田のiPhoneを使ってみました。

シンプルで助かる

ヤマハがリリースしてるアプリ「MG Rec&Play」。

各スロットに音源を割り当ててタップするだけで音源を再生・停止するというシンプルなアプリなんですが、これはシンプルだから助かる!

iPhoneをBluetoothでミキサーに接続するので、たとえば「ミュージック」アプリ経由で音を再生することも出来るんですが、そうすると1曲終わると「次の曲が再生される」でしょ?油断すると次の曲が再生されたり、曲の終わりの余韻を味わえずに停止作業に入るのは興醒めでしかない。シンプルに「1曲流し切り」がいいんです。

ライブ中にLINEがポコポコ鳴ったり着信したりしないように、機内モード(その後にBluetoothオン)にするのを忘れないように!


という感じで、今回こんな機材セットでお届けしてみました。なんとか今回大きなトラブルなくやりきれたのかな。ちゃんとリハーサルしておけてほんと良かった!

どうしても演奏以外で意識のリソースを消費するので、出来るだけこの部分は誰かに担当してもらいたいのが本音なんだけど、今後こういったスタイルでライブする可能性もあると思うので、このタイミングで経験できたのは良かったと思います。思った以上に「音が良かった」という感想もいただけたのでほっとしてます。


今回は必要最低限のシステムでやれたけど、ライブハウスや本職のエンジニアさんはこれの何倍も複雑なシステムを操っております。

みんな、音響オペレーターってすごいぞ!(大声


閑話休題というか、備忘録というか、な記事でした。色んな形があるけれど、ライブどんどんやりたいな。どれも最大限に面白くなるように頑張りたい。音楽っていいね。


ライターT、小田貴音でした。ではまた。


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