ツール•ド•かつらお Stage3

前日のレースとTTの疲労が若干あるが酷くはない感じ。目標は逃げに乗り、後半の平坦区間で勝負をかけること。
レースは9時50分スタート。

2日目は1日目よりも人数が多く、実力のある選手も多く激しくなるだろーなと思った。

28kmコースを2周。1日目に下ってきた区間を登り、アップダウンを進み、更にもりもりランドという平均勾配7.6%の9分程度のきつい登りが待っている。もりもりランドのダウンヒルからの残り4kmはド平坦という感じ。

1周目のもりもりランドまでは小さいアタックがたまにある位で比較的緩いペース。鈴木選手、ブラーゼン、山中湖の選手が良く動くのでしっかりと反応する。

そして勝負どころのもりもりランドへ。
3名10秒先行しており、集団はGOCHI佐々木選手先頭で、ブラーゼン西尾勇人選手、自分と続き、とても苦しくなる。ここは踏ん張って着いていき、逃げに乗りたかったが...。

インナー42Tでリア30Tでケイデンスは80以下。7倍以上出てる。ギアが全然足りなく、重いギアを踏まざるを得なくしんどい。周りも自分同様キツく、先頭は5名の逃げが形成された。自分は残り2分辺りで第二集団から千切れたが、明星大とGOCHI、ピンクの選手と4人でローテし、平坦区間で集団に追いついた。

2周目前半の登り区間の時点で3分差が着いており、この集団は既に半ば諦めているムード。ももりもりランドまでも比較的緩く進む。

もりもりランドに入り、ブラーゼン西尾憲人選手と渡邊選手、金子選手が先行していたが、金子選手が千切れかけている所を埋める。だが精神的にも肉体的にも限界で、自分が付き切れしてしまいそうになっている所を長澤さんに埋めてもらってめちゃくちゃ有難かった。そこからはもう脚が限界を迎えており無理やり踏んで登って、気づいたら集団の1番後ろにいた。ここで千切れたら終了だと思い、気合で頂上通過。この時点でグルペットは10名ほどの集団になっていた。

長いダウンヒルが過ぎ、残り4kmの平坦区間に入る。6人ほどの集団、その前にブラーゼン柴田選手と山中湖の選手、更に前に西尾憲人選手、渡邊選手のグループが先行していた。
自分は下りで遅れ、6人集団の更に後ろ(5秒くらいかな)にいた。気合で集団に追いついたがローテが回っていなく、1人で行った方がより上の順位でゴールできると思い、そこから全力でブリッジかける。一列棒状になり後ろが付き切れたので更に全力で掛ける。時速は60キロを超えていた。

前の柴田選手と山中湖の2名に追いつき、ここでもローテが不安定だったので更に前へブリッジを掛ける。と、意外にも着いてこなかったのでブラーゼン2名に合流するべく全力で追う。
じわじわ差は縮まっていたが2秒差のところでゴール。8位でした。


残り4kmの自身の平均時速は57キロ弱だった模様。

収穫は、第一ステージでの失敗を今ステージで改善出来たことがひとつ。また、5分以上続くVo2max強度がまだまだ弱いということが大きかった。更に斜度がキツい登りに慣れていない点にも気がついた。選抜選考レースは10分程度のやや斜度がある登りを周回するので、こなしていく必要がある。

展開に関しては、以前より比べて全体見渡せて動けたと思うが、実力を伴う場合(今回はもりもりランド)は結構厳しかった。実力不足で乗りたい逃げにのれなかったし。

機材は過去一でした。今回roval rapide CLX、ビットリアのラテックスチューブ、更に内田さん作のワックスチェーンを導入した。
速度の乗る場面ではかなりのアドバンテージがあった。最後の動きもこの機材だからできたことだな。


次戦は5月15日の群馬交流戦。連休が取れないので限られた時間で調子上げていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?