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2022 ニセコクラシック 150km年代別3位(総合4位)

3年ぶりに開催された本大会。前回大会では年代別3位に終わり、総合でも7位だった。今回は翌週ツールド北海道市民レースが開催される。本戦の北海道地域選抜選考レースも兼ねてあり、正直こちらの方が本命である。いまどのくらいの実力があるか確かめたいと思い参戦した。勿論上位入賞目標で。


●前日からレース前

カーボ中心のメシ。朝昼晩パスタだけだったかな。晩と言っても24時か...。20時半まで仕事で、ニセコ着が22時過ぎ。今までの経験上、短い睡眠時間、最悪寝ずに練習行っても踏めることがあったのでそれに賭けてみた。
朝起きてみたら、アドレナリンの影響か、意外と眠くなくスゲー覚醒していた。仕事の疲労もあまり感じず。行ける説感じた。😂

●start〜パノラマKOM

6時15分に19to34クラスのレーススタート。
ローリングなので後方スタート。ヒラフ下り切る前には先導車の目の前まで上がれた。


リアルスタート切られてからパノラマラインの麓まで割とペースが速くて脚がじわじわ削られるなぁ〜って感じで。ヒルクライマーが先頭牽引してる時間が長くて例年より速い印象でした。

パノラマラインの入り口からKOMまで、前回大会の爆風向かい風と大きく違って、気持ちいい追い風基調。パワーの割に速くて、数十名の決まったメンバーに加わってローテーションを回して集団内での人権を得た。

●パノラマKOM〜新見峠入

序盤はチームメイトと他の北海道勢でローテーション回して優位に進める。向かい風基調。
補給スポットではペットボトルが取りにくくてチームメイトの太郎氏と共に全部失敗して弾き飛ばしてしまった😉後ろの人ごめんなさい

蘭越から風向きが変わり向かい風基調。チョコチョコアタックが入るがあまり気にせず、今回追加になった区間へ向けて位置取りを開始する。
スピードが乗った状態からいきなり右折して直登するので、後ろにいれば落車等のリスクが大きくなる。先頭3番手くらいをキープ。そのまま小橋さん先頭、僕はその番手で登りに突入。先頭はカチ上げ、後ろは不利な状況になっており、集団は縦伸びになっていたと思う。
この区間は下から上まで3分無いくらいの登り。30秒くらい経過してから高岡選手が飛び出し、これにいつもの練習仲間である札幌じてんしゃ本舗の平口がチェック。暫くしRX木村さんもこの2人に追いつき、3名の逃げは形成される。みるみるうちに離れていき平坦区間に入った頃には20秒は離れていたと思う。

新見までの平坦区間は横風であるので集団も縦に伸ばされ、結構踏まされた。チームメイトの小橋さんと太郎さんと纏まって動いた。前の3名とはみるみるうちに差が縮まり、新見入口手前辺りで吸収された。

●新見峠

いよいよ本当のレースが始まるのかと、緊張と不安と期待を感じ新見へ。自分は集団中盤から登坂開始、目の前に松木選手がいたため、番手に着いていれば大丈夫だろうと思っていたがその通りで、入口から3分もかからず先頭まで上がれた。脚の調子としてはイマイチで割ときつい。データは350〜420w位か。段々集団の人数が減っていき、チームメイトの他2名も脱落。YuriFitはワイ1人だけ。

中盤、斜度が緩くなったタイミングで石井選手がスルスルと飛び出したため乗ってみた。集団とは5秒程離れ、お?まさか?ってなったが後ろから5名の追走がドッキング。そこには木村さんがいて激アツ展開。他には佐々木選手、田中選手、木所選手、北野選手。
均等にローテ回し、後ろの集団と微妙に差が広まっていった。さらにスイッチ入ったのか、脚の調子も良くなっていき辛さを感じなくなり、なんなら楽しくなってきた。
集団との差は新見後半の下り区間で縮まり、再度登り返しで振り出しに戻った。それでも集団は20名いるかいないかくらいまで減っていた。北海道勢は木村さん、函館の堂田さん、大学の後輩である相野テル。あと、大学時代の練習仲間であった長澤さんもいた。
KOM手前で石井選手と北野選手が飛び出し、暫くして海外のグレゴリー?選手が追いかける展開へ。そのまま下り区間に入り、どうやら石井選手とグレゴリ選手の2名逃げになっていたみたい...。全く気づかなかった。なんか人数少ないなって違和感はあったんやけども。

新見からはほぼ下り基調で人数は減らない。エアロとってなるべく脚を休ませる。昆布手前の補給スポットで初めてボトル取って反射的によっしゃあって叫んだよね...。もう楽しすぎて興奮状態。

●昆布の登り

僕は補給スポットでボトル取ったので集団の後方へ。登り直前、先頭が佐々木選手、高岡選手、田中選手と続いていたのが見えてまずいと思い、風下から脚使わず路肩走りで先頭まで上がりそのままの惰性で登坂開始。
流石に54T-30T(ゴリゴリ踏めば進むが以降考えたら脚に負担掛かる)だとキツく、流石にインナー42Tに落とさざるを得なかった。
佐々木選手の牽引が強く、なるべく消耗しないように彼の風下にとどまる。まだ脚攣る予兆もなく、千切れる気がしなかったので先頭へ出、ペースを上げて左右に揺さぶってみる。400w近い値。後ろは パラパラと千切れている。佐々木選手が前に出てきて再度集団牽引。登り終わりの頃には10名近くまで減っていた。北海道は木村さんだけ。普段朝練とかロング行く仲間として負けられない。敵だ。

●ゴールまで
昆布後、下り基調の平坦区間で普通にローテーションして踏んでないのに謎に後ろと差が開いたのでエスケープしている彼に、エアロ取ってガチれば追いつくのでは?と思い、調子良かったのもあり踏んで追走掛けてみたが、後ろと踏み出したのか中々差が広がらなかったので5分かからず集団へ戻る。
ここからヒラフ坂まで単発の2分以下の坂が何度か現れるのみましたなのでもうこの10名で勝負と腹を括る。

短い登りのペースアップが思った以上に辛かったが周りの残ってる選手も限界そうな表情、フォームだったので頑張れた。
結局誰も千切れずこのままヒラフまでローテーション。

ヒラフ坂。集団後方から登坂。意を決して飛び出す。僕の予想通り木村さんが後ろにつく。その後ろに安達選手。3人。2019年の沖縄と同じ展開すぎるが当時と違ってまだ踏む余力はあった。最初の左コーナーで一旦緩み、お見合い状態になる。この間に高岡選手が加わり、最後の右コーナー手前で木村さんがアタック。すぐ反応したが、インから高岡選手が抜け出しその後ろに続く。もうゴールは近い。100mもないり反応が遅れ、イン側取られたこともあり先行される。高岡選手まであと2車間。この2車間が大きすぎる。多少詰めたが捲れずこのままゴール。総合4位。年代別3位。

前回大会ではヒラフ坂の最初で千切れたが、今回は最後のゴールスプリントに加わることが出来た。大きい収穫。だが右コーナーからゴールまでの展開はまだ及第点のレベルである。

19-34クラスの2、3位を道内選手で占めてとても嬉しい。でも木村さんに負けたのは悔しいかな...。


応援して頂いた皆様、運営、地元の方へ感謝を申し上げます。また来年も参加します!

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