人の性別を「オス/メス」で考えるナンセンス
ぶっ叩かれそうなタイトルですね。
明らかにオスとメスは違います。だから分けるべきです。
じゃ、どんな場面で分けます?
1. 医学が絡む事案
2. 性差に関する法律が絡む事案
3. 筋力や体格差に左右されるスポーツ
それ以外に何があります?現代社会的に。
古来、ジェンダーロールは神聖なものでした。男は戦い、女は育むものでした。それこそ「生物学的オスたる、メスたる所以」でした。
原始社会はジェンダーロールで構成された共同体そのものでした。
長い時が経過し、社会は「国家」を形成しました。政治は「長期安定」を目的とするため、世襲制が主流でした。
家系重視の社会にジェンダーロールはもはや役をなさなくなりました。古代・中世社会は女王が兵をまとめ、男が農業や牧畜に参加するようになり、家系による格差・身分差が生まれました。
格差は不均衡を生み、虐げられた下級民衆による革命が繰り返され、やがて民衆が参政権を持つ「近代社会」が生まれました。「自由・平等・平和」が「人」としての誇りとされました。
そして現代社会。
もはやないんですよ。上記3点以外の「オス/メス」の区別の場が。
あらゆる現場にオスがいてメスがいて。大人しくて優しいオスがメスにモテて、勇猛果敢なメスが国民栄誉賞を獲得する。
それではあらためて、「性別」って何ですか?
わざわざ服装や髪型で区別しなければ社会が機能しないほど、重要なものですか?
現代社会ってそこまで神聖ですか?それともドライでデジタルですか?
解剖でもしなければ区別がつかないくらいカオスですか?
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