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四十路手前のスキンケアルーチンとオヌヌメ海外コスメの話

毎年劇的に変わるものではないのだけれど、スキンケアのラインナップは、その瞬間の自分の状態(メンタルだったり欲望だったり)が如実に現れるのでなんとなく記録に残そうかなと。思ったら4,600字超えました。好きなものは書いちゃうねぇ。

三十路女サラリーマンの肌スペック

肌悩みならばたくさんある。
・皮膚が薄い
・キメが浅く水分を肌にとどめておけない
・よって乾燥するくせにアブラが出やすい
・シミもあるけどそれより赤みが深刻
・ターンオーバーが苦手でざりざりしがち
・比較的皺は少ない(パンパンに膨らんでいるだけ説)
・ハリはある(パンパンに以下略)
・色素沈着しがちなので吹き出物が怖い
・あんまり吹き出物はできないけど
・毛穴は開いてるけどそれより赤みが深刻
まぁ要は食生活がしっかりしてないせいで肌が栄養不足なんだよね、という結論に落ち着く。
ちなみにファンデーションの色は標準色とそのワントーン下を彷徨っている感じです。
ディオールのファンデーションだと1W、1Nがギリ明るい。ウォームトーン寄りのニュートラル、色白では全くない。

三十路女サラリーマンがスキンケアに求めるもの

以前シャネルのBAさんに言われたことが忘れられない。曰く、

乾いた肌って日焼けしやすいんです。
ほら、刺身はすぐには焦げないけど、
干物はすぐに焦げるじゃないですか。

ひぇっ。

というわけで、それ以来保湿第一。
乾燥した肌にやれ美白だエイジング対策だと詰め込んだところで干物では意味がないのだ。
その上で何をプラスしたいかといえば、肌のターンオーバーの正常化と抗酸化。
開いた毛穴やできてしまったシミは美容皮膚科で治すのが費用対効果的に一番だと思っているので、いかに不要な角質を溜めないか、毛穴をこれ以上広げないか、シミを増やさないか、肌の赤みや酸化を遠ざけるか、であれこれチョイスしている。これはここ2,3年ほど変わらず一貫しているかも。
基本はファンデーション、最悪コンシーラーで隠せる程度の荒れ、粗に留めておけるよう頑張るのみ、と割り切った適当なケアではあるけど、そこまで老化していないので、方向性としては自分には合っているはず。

三十路女サラリーマンのスキンケアルーチン

あらやだルーチンですって意識高い。
わたしルーチンができないんです。ほんと苦手。
なのであれこれちまちま手を出して飽きないようにしつつ、大枠はこんな感じ。

●朝のルーチン
①なるべく洗顔、無理なら拭き取り化粧水。
 →冬は洗面所が嫌なので拭き取り多め。
②化粧水、またはシートマスク。
 →朝シャワーだとシートマスクしつつドライヤー。
  そうじゃなければ化粧水。コットン使う派。
③美容液
 →その日の肌状態で3,4種類をあれこれ入れ替え。
④クリーム
 →乳液は苦手なので使わず。軽めのクリーム。
⑤日焼け止め
 →日焼け止めは2,3回に分けて重ねて塗り塗り。
  この時フラーレンを混ぜたりもする。
⑥お化粧タイム

●夜のルーチン
①クレンジング
 →4,5年前はメイクしたまま寝落ちが多かった。
  今はジェルまたはオイル(バーム)の使い分け。
  しんどい時は拭き取りを使ったりもする。
②洗顔
 →めんどくさいと拭き取り化粧水を使ったりも。
③化粧水
 →夜はシートマスクを使わない。
  乾燥してなかったら化粧水を飛ばすことも。
④美容液
 →その日の肌状態で3,4種類をあれこれ入れ替え。
  オイルがしゅごいやつの時はこれも飛ばす。
⑤美容オイル
 →蓋をするためのオイルだったり、
  しゅごいオイルだったり。アブラはだいじ。
⑥クリーム
 →オイルを塗るので比較的軽めのものを。
  オイルを飛ばす時はこっくり蓋になるもの。

繰り返すけど、ほんとにめんどくさがりな上にすぐ飽きるので、毎日同じステップを踏むようなことはほぼない。
特に夜は、クレンジングして洗顔して、清潔な肌にオイル塗ってそれで終わり!とすることもままあるし、逆に水分たくさん入れてから美容液をあれこれ重ねて蓋をして、とすることもあるし、それこそ気分だったり睡眠欲だったりで全然違う。

三十路女サラリーマン的オススメ海外ブランドスキンケアアイテム7選

基本的にこの成分が効くんや!という商品に劇的に弱いので、成分推しブランド推し(何それ)になりがち。
ってなると結構日本未進出の海外コスメが増えてくるのですよ。
海外コスメに関しては、自分は個人輸入一択です。
絶対にAmazonとかQoo10とかで買わない。
オーディナリーとかは特にシンプルなパッケージゆえに偽物も多く出回っているようなので並行輸入品を買うのは全くお勧めしない。

●The Ordinary Niacinamide 10% + Zinc 1%
ナイアシンアミドが大好きだ。
ナイアシンアミドが何かって聞かれたら答えられないけど、作用だったらちゃんと知ってる。調べた。
・セラミド合成促進によるバリア機能修復作用
・メラノソーム移送阻害による美白作用
・色素沈着抑制作用
・抗シワ作用
皮膚が炎症しがちなエイジング肌にこんなにぴったりな成分があるだろうかいやない(反語)。
亜鉛は皮脂の分泌を抑える効果があるそうで、これまた乾燥ゆえのアブラに悩むわたしにはどんぴしゃなこちら。
さらっさらの化粧水みたいなテクスチャですぐに肌に馴染むので朝晩必ず使いたくなる美容液だ。
高濃度ビタミンCとの併用ができないので、じゃあこっち、とあっさりこちらを取るくらいに好き。
自分はイギリスのリテーラー、カルトビューティでスーパーサイズを半年に2本、年4本買っている。そこそこ保つしそこそこ安い。30mlで800円弱、60mlのスーパーサイズが1,400円弱。しゅき。

●The Ordinary Lactic Acid 10% + HA 2%
オーディナリーというと血みどろピーリング(AHA+BHA)が有名だけど、自分はこちらの乳酸10%ピーリングがお気に入りで結構リピートしている。
ほんのりピンクのシャバシャバお水タイプ。
なんせ塗って洗い流し不要、そのままクリームつけて眠れる気軽さがいい。さすがにピリピリとはくるけど、翌朝顔を洗った瞬間のつるんとした感触が堪らないので肌がゴワつきやすい季節の変わり目によく使っている。
ちなみにお恥ずかしい話だけど、脇の匂いが気になるな、って時は夜風呂に入った後の清潔な肌に直接塗り塗りしている。制汗剤で毛穴が埋まって肌のターンオーバーが完全に狂っているケースが多いので、お勧めしたい。
血みどろピーリングも何度か使ったけど洗い流しが面倒でな…そっちはお風呂で脇や尻や肘膝あたりに大量に塗り込んで消費しました。
こちらもカルトビューティで購入。
前は900円切るくらいだった30mlボトルが1,200円強。円安悲しい。

●The Ordinary EUK 134 Serum 0.1%
EUK134がなんたるかを知らないのだけども、肌の酸化を抑えてくれるすんごい成分らしく、そしてかつ自分の肌にとてもあっているようで、他のアイテムと併用せずとも炎症肌を落ち着かせてくれるオイルタイプの美容液。
特に朝、化粧水つけた後にこちらを直塗り、クリームに少し混ぜて塗り塗り、日焼け止めつけてからファンデに少し混ぜてメイク、すると、夏場でも肌がすん、とする。赤くなりにくい。すごい。
めちゃめちゃ好きなんだけど何故かカルトビューティだと万年在庫切れ。たまに入荷したら2本は買っちゃう。好き。

●Sunday Riley A+ High-Dose Retinoid Serum
みんな大好きレチノール、レチノールに関してはオーディナリーより断然こちらが好きだ。お値段5倍くらい違うけど。30mlで11,000円弱。
5%のレチノイドエステル、1%のリポソームカプセル化レチノール、0.5%の青緑色藻類(天然のレチノール代替品)と、シワや肌の赤み、毛穴なんかにドカンと効いちゃう成分が高濃度で入っている。
黄みがかったとろりとしたジェルのようなオイルのような、割とこってりしたテクスチャで肌の上に乗せると溶けるように馴染んでいく。
化粧水なんかで邪魔してしまうのがもったいないので、夜の洗顔後の清潔な肌に直接ぶち込んでいる。
レチノール反応などは特に出ないのに、翌朝のむっちりパーンとした肌のハリツヤ滑らかさに感激すること請け合い。
お値段なりの使い心地の良さや特別感あるパッケージなど、総じてドヤ感が感じられてとても好きなアイテム。ドヤ。

●Sunday Riley Luna Sleeping Night Oil
こちらもサンデーライリーのレチノール。
ブルータンジーやジャーマンカモミールが肌の赤みを鎮静させつつ、レチノールで角質除去しつつシワや肌の弾力改善をはかってしまうというわたしのコンプレックス解消オイル。
美しいブルーのオイルで、洗顔後すぐの清潔な肌に直接塗り込み軽くマッサージ。そのまま寝てもいいけど保湿用にクリームをつけることが多いかな。
翌朝顔を洗ったときの肌の白さ、滑らかさがほんとにもう感動ものなので、基本レチノールはサンデーライリー教に入信している。
オイルなので酸化させても勿体無いから15mlを買っているけど、約7,000円。高い。けど使ってみる価値のあるオイルですよ奥さん。

●Sunday Riley JUNO Antioxidant + Superfood Face Oil
こちらは肌がマックス荒れ切ってレチノールもナイアシンアミドも何もかも嫌い!みんないや!と癇癪を起こし切ったときにもきちんと浸透する優しい優しいオイル。
肌のためのグリーンジュース、というパワーワードがコンセプトで、ブラックベリー、ブルーベリー、クランベリー、ラズベリー、ワイルドキャロット、ブラッククミン、ブドウ、ブロッコリーシードの栄養素を逃がさないよう、少量ずつコールドプレス製法で抽出したオイルで、抗酸化物質やビタミン、必須アミノ酸、オメガ脂肪酸などを肌に送り込んでくれちゃうまさにスーパーフードさま。
こちらは15mlで4,000円強。特に花粉のひどい今時期はお守り代わりに必ず手元に置いている。

●Charlotte Tilbury Charlotte's Magic Cream
みんな大好きシャー様ことシャーロットティルブリー、メイク品に限らずスキンケアもめちゃめちゃよいのですよ。
中でもこのマジッククリームがねぇ…、もうため息ものの抜群の効果で。とんでもねぇですの。
シャー様が俳優やモデルの撮影前に秘密兵器的に使っていたマッサージクリームで、これを使うとねぇ、なんかこう、毛穴がキュンと小さくなり、肌がむっちりパーンと張り、内側から輝くような、睡眠足りまくって栄養バッチリ取りました感満載の超絶お元気肌になるのです。
夜寝る前にももちろん、朝これ使うといちにち肌がガビガビせずに潤ってメイク崩れしにくくなるので浴びるほど使いたい。ほんとに好き。


いつでも手に入りやすい無印良品のスキンケアや、薬局で買えるアイテムなどもそりゃもちろん使ってはいる。
でもどうせそこそこお金出さないと綺麗なお肌など手に入らないでしょ、とデパコス一辺倒だったわたしのほおを一つ二つ張り倒して(ジュリー)くれたのが海外コスメちゃんたちだった。
だって効くんだもん。
成分とコスパ大事やで、の洗礼を受けると、なかなかデパコスにもドラコスにも手が伸びなくなる。
おいでませ海外コスメ沼。

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