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BtoB Design News 2019/03/18

どうも、FInTech系スタートアップでCDOやらせてもらってる坂元(まっこるり)です!

この記事はBtoB事業に携わるデザイナーやプロダクトマネージャー向けに、BtoBのサービス開発に役立ちそうな情報を海外記事をメインに3本〜5本ほど厳選して紹介しています。

元記事は英語なのですが、Google翻訳を使えば英語が出来ない人でもなんとか読めますので是非頑張って読んでみてください。(私は英語できない)

では早速今週紹介したい記事を紹介していきます!

【記事1】私が納税申告をするのが好きな理由:TurboTaxのUX / UI分析

Why I love filing my taxes: a UX/UI analysis of TurboTax

▼概要

TurboTaxという確定申告のサポートサービスのUX/UIを分析した記事です。このサービスを使うと納税が簡単に出来るそうで、内部の方が書いた記事ではなく、このサービスのファンの方が書いています。

美してシンプルなデザイン。ユーザーが自分の記憶から大量の情報を思い出す必要がないという原則に基づいて構築されたサービス設計。熟練したユーザー向けにスピードアップするためのアクセラレータを提供していることなどなど、TurboTaxの考え抜かれたデザインの思想を学ぶことができます。


👩‍💻記事に対する一言

この季節、確定申告が面倒くさすぎてツライという言葉を幾度となく耳にしてきましたが、海外ではすでにその課題解決に切り込んだプロダクトがあるのですね。TurboTaxは実際に利用したユーザーからも好評のようで、UIやユーザービリティの面で学ぶことが多そうです。実際に触ってみたい!


【記事2】他のみんなと同じようにプロダクトを設計しない方法

How Not to Design a Product Like Everyone Else’s

▼概要

大半の企業は病気にかかっている。それはプロダクトに常に機能を追加してしまう病気だ。
他社との競争主導型で開発を進めていくと競争相手の製品の機能を自社プロダクトにも実装していくことになりますが、それは自分たちを傷つける結果になると説いています。

競争に勝つためには、自社プロダクトが優れている分野に集中し、それをやり続けてください。それから強みを正確に伝えるすべてのマーケティング努力に焦点を合わせるべきだと言っています。


👩‍💻記事に対する一言

今日ではサービスリリース後は定期的に機能追加することが当たり前という風潮がありますが、そんなサービス開発の進め方に一石を投じてくれる記事です。正直「耳が痛い」ですが、是非プロダクトマネージャーの皆様に読んでいただきたい記事です!


【記事3】ワイヤフレームは関連性が低くなりつつある。そしてそれはいいことだ。

Wireframes are becoming less relevant — and that’s a good thing

▼概要

筆者はワイヤーフレームに対して「今日では日によって狭くなっている限られた状況でのみ価値があるもの」と考えています。業界の考え方や慣習により盲目的に必須なプロセスとして定義づけてしまっているのではないか?今一度必要性を検討すべきなのではないか?と問題提起しています。

開発方法のシフトや高度なビジュアルツールの進化によってデザインのやり方は変わっていくし、ワイヤーフレームが利害関係者に効果的であることはめったにありません、という筆者は語ります。

ワイヤーフレームの必要性に対してモヤモヤを感じている人は読んでみてください。


👩‍💻記事に対する一言

最近は自分もワイヤーフレームを書くことが減りました。特に合意形成のために誰かに見せる目的で書くことはほとんどないです。
FigmaやSketch、adobeXDなどのツールが進化してきたことで、ワイヤーフレームの清書をするのと、最低限のビジュアルを整えた画面をつくるコストもあまりかわらなくなってきてると思いますし、ワイヤーフレームを使った合意形成のプロセスもイマイチ機能しないことが多かったので個人的には納得の流れです。


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