早春(1970) イエジー・スコリモフスキ

スコリモフスキ先輩〜、

2018年鑑賞1本目。評判から鑑みるに、たいへん崇高(そう)な作品という先入観と、今までに観たスコリモフスキー作品の印象などから、悲劇的な恋愛のそれかなという期待、映像は絶対に美しいだろう、という期待、ちょっと眠くなっちゃうんじゃないかという不安を胸に恵比寿の映画館に向かった。

確かに、悲劇的なラストではあった。映像も文句なしに美しかった。しかしその悲劇に至るまでのアプローチが思っていたのとだいぶ違う。まったく眠くならなかった。なぜならかなり(コメディという意味で)面白かったからだ。

あれほどのイケメンが童貞であるはずがないと思うも、ストーリーが進むにつれ、「こいつやばい」という気持ちの方が強くなってくる。言っても分からない、客観的に考えてこの恋、負け戦という考えに至らない。これは絶対にいつかやらかすのでは…という予感が的中する。

あの美しいラブシーン、といいたいところなのだが、ああいうアングルで撮ったおかげ(?)で、しばらく状況が飲み込めないが、彼はどうやらチャンスをものにできなかったらしい。

そして悲劇的な結末に至るのだが、それもなんだか阿呆っぽい…けど映像は美しい…。ある意味、今までのスコリモフスキー作品にある結末の描き方、(いろんな意味で)「ぽかーん」という感じだった。さすがです先輩。

#映画

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

100JPYで発泡酒、500JPYでビールが買えます。よろしくお願いします。

weekendead

海外

1つのマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。