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9.お客様に変化を探してもらう

こんにちは。インテリアトータルプロデューサーのMAKOです。インテリアトータルプロデュースを通じて、お客様が「また来たい!」と思えるサロン作りのサポートをしています。

インテリアプロデューサーによって、同じ色やスタイルでも作り上げる空間は変わってきます。 MAKOが運営するLaugh styleでは、空間にいる人を主役にしたいという想いから、お客様一人一人の「記憶に残る空間作り」を行っています。

この記事では、サロン店内の様々な「変化」をお客様に感じてもらうことで、また来店したいと思えるようなインテリアのご紹介をします。

1.アート・小物・光で各所に変化を付ける

あなたのサロンのコンセプトに合った小物を効果的に使うことで、サロンという非日常の空間を演出することができます。サロンの店内の中で、お客様の目線が自然に行ってしまうような場所を作り、空間に変化をつけて、常にワクワクしてもらえる楽しみを作ってみてはいかがでしょうか。そんな、空間の変化を作り出すには、アート・小物・光を活用します。

ディスプレイ商品に合わせた小物選びについてはこちらのnoteでも紹介していますのでぜひご覧ください。

2.ペルソナ設定で統一感のある小物選びを

空間の変化を作るため、どんなアイテムを取り入れるか?考える際に役に立つのが「ペルソナ設定」です。これは、あなたのサービスや商品を使う典型的なユーザーのイメージ像のことです。マーケティング用語として使われている考え方ですが、サロンの空間作りにも活用できます。

あなたのサロンに来店してほしいお客様のイメージをできるだけ具体的に、一人の人格として想定します。例えば…

・30代のOLさんで仕事帰りにサロンに来てもらう
・20代の大学生でトレンドに敏感な若者が土日に訪れる

このように具体的に想定します。どのようなお客様をターゲットとするのかによって、サロンの雰囲気や接客スタイルも全く変わってきます。「ただなんとなくお洒落なもの」を選ぶのではなく、「ペルソナで設定した人物ならこんな小物を好むはず!」という観点から選ぶことで、統一感のあるスタイリングができます。どんなものを置けば良いのか分からないという方はぜひ一度ペルソナ設定をしてみてください。ペルソナ対象者の読んでいる雑誌、人気のお店、インテリアショップだけに拘らず、ファッションやカフェなどからも動向を探ります。


3.デコレーションスペースで非日常感を演出

サロンの非日常性を高めるために、サロンの中に小物やイメージに合ったエレメントを飾るデコレーションスペースを作ってみましょう。

デコレーションスペース例
・施術を受けているお客様の目に止まりやすい箇所
・チェストの上
・部屋の角(コーナー)
・入り口・レジ横・玄関先
・トイレ 

あなたのサロンを見渡して、どこにデコレーションスペースがあると良いか考えてみてくださいね。その際、ディスプレイスペースが死角の場所だった場合は見直しましょう。常にお客様目線で考えることがポイントです。

また、デコレーションスペースに間接照明を置けば、お客様の目をさらに引きつけることができます。部屋の角をデコレーションスペースとすることで、空間にゆとりが生まれてリラックスした雰囲気も作りやすくなりますよ。間接照明を設置する場所によって、直接光源が目に入ってしまう場合があります。その場合はシェードカバーがあるタイプのものなど、視線の高さを考慮して照明を選ぶと良いと思います。
 
特におすすめしたいのが、デコレーションスペースの小物に季節感を持たせることです。リピーターのお客様が多いサロンの場合でも、お客様を飽きさせない要素にもなります。入り口やレジ横の小さなスペースは目に止まりやすいので、テイストに合った小物をさりげなく置いてみてください。季節のお花もおすすめです。和食屋さんが季節でのれんを変えるように、些細な変化でもお客様にとっては再来したときの楽しみにもなります。

4.色の分量と入れる場所がポイント


空間に色を足すと、ガラッと雰囲気を変えることができます。あなたのサロンでは何色を基調にしていますか?

人は色がある方に自然と目線が動くものです。ただし、どんなに色を入れても、部分的だと空間に対しての影響が少なくなってしまいます。空間全体を見て、どのくらい色を入れるか?を考えてから色アイテムを追加することをおすすめします。

また、同色の上に同色のアイテムではなく、色に変化を付けてあげることもポイントです。例えば、チェアとその上のクッションに同色系をもってくると、色の変化が少なくなります。少し離れた場所に別アイテムでチェアと同色を持ってくるか、また、クッションの色をチェアの補色から選んでみるとうまくいきます。

また、同色の場合でも濃淡をつける、素材を変えるなどで色の変化をつけるとのっぺりとした単調なイメージがなくなり、その空間に動きがでて奥行感が生まれます。

すでにお使いの家具はそのままに雰囲気を変えることができるので小物だけの模様替え、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

店内に様々な「変化」を凝らすことで、お客様に非日常感を味わってもらうことはもちろん、お客様に変化を探しに来店いただくくらいの空間になると理想的です。また来店したいと思っていただけるようなサロン作りに、こちらの記事が参考になりましたら幸いです。

サロンの小物スタイリングも承っておりますので、「自分ひとりでは難しい」という方はぜひご相談ください。

売上・リピート率アップのサロンインテリアの作り方連載中








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