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人生曲線を描いたら見えてきたもの。

5月1、8、15日に受講した「チーフミックスオフィサー(CMO)講座 心理的安全性の高いコミュニティのつくりかた」の、DAY1にそれぞれの人生曲線をシェアする時間がありました。

今日は改めて私の自己紹介も兼ねて(兼ねてるのかな?)この人生曲線を見つつ、描いたことで見えてきた想いを書きたいと思います。

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1.承認欲求強め時代!~すごいねって言われたい~

 私は4人家族の長女として生まれ、小さいころから「まこねえちゃん」なんて家族以外にも呼ばれていました。いわゆる「しっかりした子ども。」
幼稚園や小学校では日直の仕事が大好きで人前でしゃべったり、会を仕切ったりするのが好きでした。

それはなぜか。

そうすると、みんなから「すごいね。」「さすがだね。」なんて言葉がもらえるからです。その言葉でやっと「自分」を認めてもらえる。そんな気持ちでした。だから、逆に「失敗」は自分の中で許されない。「できない」「わからない」にすごくおびえていたような気がします。

中学校まではそこそこ勉強ができていたけれど、高校に入ったら授業はちんぷんかんぷん。どんどん自信をなくし、目立たないように目立たないように高校生活を送るようになりました。

人前に出ることで得ていた他人からの承認が一切もらえなくなり、一体私って何なんだろと常にモヤモヤ考えていました。そして、友達付き合いもなんだか上手くいかず常に「偽りの自分」のまま交友関係を築いてしまったので、すごくすごくしんどかったです。ずっと他人軸で生きていたんですね。

2.自分がちょっとだけわかったかも時代
 ~好きなことやりたいことするの楽しいね~

 大学は親元を離れ女子寮に入寮。ソフトテニス部に入部し、土日もがっつりテニス三昧の日々。(もうちょっとサークル的なイメージをしていたけどがっつり体育会系だった!!でもここで今の夫氏と出会ったから結果オーライとしようw)

友達とカラオケでオールして朝歩いて寮まで帰ったり、お寿司屋さんでバイトしたり。今思うと自由にさせてくれた両親に本当に感謝。
自分がこれだ!と思うものに力を注いたり、本当に一緒にいたい人と一緒にいたり。自分の気持ちに割と正直にいられたときだったなと思います。


3.一生懸命だけど、自己犠牲しちゃった時代 ~ただただ起きて寝るだけのアパート~

大学卒業後は、関東の小学校教員として働くこととなりました。

教員としての毎日はただただ必死でした。授業の準備、書類の整理、プリント作成、テスト丸付け、校務分掌の仕事も。毎朝7時半には職員室に居て、帰りは8時過ぎまで。
社会人3年目に結婚。お互いのアパートが切れるし結婚しちゃおっかというそんな理由と勢いでw どんな私でも受け止めてくれる人はたぶん夫氏ぐらいだと思います。ありがたや。
そして相変わらずの激務の中、第一子妊娠。しかし妊娠5か月目に職場で全破水し流産してしまいました。

妊娠すれば生まれてくると思っていた浅はかな自分。
流産は自分には関係ない。きっと大丈夫だろうという甘い考え。
自己犠牲の結果一つの命を落としてしまった。
(病院の先生は原因不明とはおっしゃっていましたがやはり自分をすごく責めました。)

命が十月十日お腹で育って、無事に誕生するということは本当に奇跡なんだということを天国にいったこの子に教えてもらいました。

このことをきっかけに、今まで自分の気持ちを後回しにして行動していたことや、嫌なことでも我慢しなければならないといった考え方を見直して、これからの生き方を考えることにしました。夫が地元の宮城に帰りたいとのことでそれに合わせて退職しました。

4.子育てに全集中時代~大変なことも多いけど楽しい日々~

宮城に引っ越してきて専業主婦となりました。家の片付けやインテリアのことを考えたりゆっくり料理をしてみたり。
しばらくして長女を出産。初めての育児に戸惑うことも多かったけど、目の前の我が子とじっくり過ごせる時間はとても幸せな時間でした。

二人目育児は楽だよ!と言われながら二人目出産。しかし私にとっては二人目育児の方がなんだかとても辛かったです。

夕方、お昼寝明けでぐずる長女と黄昏れ泣きの次女を目の前に、私もおいおい泣いた日々。助けてくれる人はいたはずなのに、一人でなんとかしなければならないと心のどこかで思っていたのだと思います。

そんな時に出会ったのが、森のようちえんとHUCでした。


5.どんな私もわたしだよ♡時代
  ~子どももわたしもあなたも、ありのままの存在が愛おしい~

森のようちえんとは、自然の中で行う子育てや幼児教育の総称を指し、全国でも森のようちえん的考え方のもとに保育を行っているさまざまな幼稚園や子育てサークルがあります。

私が参加したところは子育てサークルで、就学前の親子が森の中を一緒に探検したり野外炊飯などをしたりしながら、大人も子どもものんびり過ごせる時間を作ってくださっていました。

子どもたちと一緒に自然の中にいると、気持ちがとっても解放されました。子どもたちも本当に生き生きしていて、子どももも大人もありのまま、そこに居られる空間がそこにありました。
森のようちえんでは、「子どもの持つ力を信じて待つ」「自分で考え自分で決めてその結果を自分で受け止めることで自分軸をつくる」などたくさんのことを学びました。森のようちえんの考え方に惚れ込み、長女が年年少のときには他のお母さんたちと預け合いをする自主保育をして、その後年中年長は長女は森のようちえん虹の森に通いました。


また、ちょうど同じ頃にHUCにも出会いました。今まで出会ったことのなかった本当にカラフルな人たちとつながることができて、一気に世界が広がりました。

「誰も否定しない」というたった一つのルールもとにみなさんとつながることで、「私自身が私を否定しない」という大切なことも学びました。

私の中にも、「人見知りな私」「オンライン上では積極的な私」「面倒くさがりな私」「しっかり者の私」いろんな私がいて、どれも大事な私なんだと思えるようになりました。


6.私の目指したい社会

この人生曲線を描いたことで、恐れ多いのですが「私の目指したい社会」が見えてきました。それは、

◎誰もがありのままを認められて、自分らしく生きられる社会   
◎命の尊さ、愛おしさを感じることのできる社会

他人軸で生きてきた学生時代。
ありのままの自分でいいのだとわかってからの生きやすさ。
そして、命の誕生は奇跡であり、存在そのものが尊いということ。
これらを体験したことで、これからの未来が少しでもこんな社会になったらいいなという思いが出てきました。

「目指したい社会」だなんて、私がそんな大それたことを言ってもいいのかな?とも思ったのですが、シンプルに私自身がこんな社会で生きていきたいし、我が子やその次の世代にも渡していきたい。そんな風に思っています。

「目指したい社会」という自分の軸を持つことで、これからどう生きていくか(how)、何をしていくか(what)などをとても具体的に頭の中に描けるようになりました。

この社会の実現のため私にできることを日々探して行きたいと思います。

長い長い自己紹介を最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

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