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【イベントレポート】#JBUG 東京#22「プロジェクトを加速させるBacklog活用術」

皆さん、こんにちは!ヌーラボの藤本(マコリーヌ)です!

マコリーヌが爆誕してはや1ヶ月、布教活動の成果もあり少しずつ浸透。(しているはず…)

マコリーヌは高校生の時のあだ名で、まさか社会人になって呼ばれることになるとは思ってもいませんでした(笑)

さて、2024年4月4日に約7ヶ月ぶりとなるJBUG東京が開催されました!今回で22回目の開催となるJBUG東京は、「プロジェクトを加速させるBacklog活用術」をテーマに、7名の登壇者をお招きしBacklogの活用術についてお話しいただきました。

本ブログでは、当日のイベントの様子やセッション内容をお届けします。


イベント概要

以下告知ブログから抜粋。

■ テーマ:プロジェクトを加速させるBacklog活用術
昨年末に開催された、「2023年の最も素晴らしいプロジェクトを表彰する『Good Project Award 2023』」で最優秀賞を受賞されたパシフィコ横浜様をはじめ、多種多様な登壇者の皆様に、プロジェクトマネジメントやコミュニケーションの課題を解決したBacklogの活用術を発表いただきます。

■ イベント概要
開催日程:2024年4月4日(木)19:00〜
会場:クラスメソッド株式会社 日比谷本社オフィス
イベントページ:https://jbug.connpass.com/event/313217/
参加費:無料

■参加対象者
・他社の事例からBacklogの活用方法を学びたい方
・プロジェクト・タスク管理に悩んでいる方
・チームコミュニケーションを活性化させたい方

JBUGについて

JBUG(Japan Backlog User Group)は、プロジェクト・タスク管理ツールBacklogのユーザーコミュニティです。

Backlogは国内最大級のプロジェクト管理ツールであり、その豊富なユーザー事例から学び合うことで、より効果的なプロジェクト管理や楽しい働き方を追求しています。実体験から得た知見やノウハウをシェアし、共に「働くを楽しくする」を実現したいと考えています。

今回のJBUG東京では、参加者の約7割の方がJBUG初参加。

「コミュニティイベントに興味はあるけど、参加のハードルが高いし、勇気がいる…」そんな方でもご安心ください。

プロジェクト・タスク管理に悩んでいる方、チームコミュニケーションを活性化させたい方、他社の事例からBacklogの活用方法を学びたい方は、お気軽にJBUGへお越しください!

セッション~前半~

株式会社primeNumber 「BacklogでハジメルCS改善」

まずは、株式会社primeNumber様より、「BacklogでハジメルCS改善」をテーマに、Backlogを活用したCS(カスタマーサクセス)の取り組みについてお話しいただきました。

中村さんは、3年半のSES経験を経て、2020年4月にジョインして以降、trocco CSの立ち上げをリード。現在は、マネージャーとして、CSに関するあらゆることを推進しています。

中村さんはCSとして、QA対応からオンボーディングMTG、新機能の提案、要望ヒアリングまで幅広く活躍されています。また、業務フロー改善、顧客データ分析、社内向けナレッジ集約など「CS改善」と命名し、取り組む日々。

成果も出てきてCSの価値も上昇したが、課題も出てきた。それは、メンバーや業務の増加により管理が困難になったこと。

これらの課題がBacklogで管理できるのではないかと思い付いた中村さんは、早速Backlogで運用開始。

株式会社primeNumber 中村さん - 登壇資料

Backlogを活用し達成できたことを以下のように述べ、Backlogで管理してよかったとお話しされていました。

  • 気合いと根性でやっていたCS改善のタスクの可視化

  • 「今何やってるんだっけ…?」が減り、生産性が向上

株式会社BeeX 「私がGitHubからBacklog Gitに移行した理由」

続いて、株式会社BeeX 半田さんより、「私がGitHubからBacklog Gitに移行した理由」をテーマにお話しいただきました。

株式会社BeeXでは、主に以下の用途でBacklogを積極的にご活用いただいております。

  • 社内ナレッジ管理

  • 案件管理

  • 社内申請管理

  • 社内開発管理

今回の登壇では、上記4つの活用事例ではなく、GitHubからBacklog Gitに移行した理由についてのお話。

GitHubからBacklog Gitへの移行前は、お客様がソースコードを見れずに困っていたそうです。

Backlogへ移行後は、お客様にソースコードを共有できるようになるだけではなく、課題の紐付けもできるようになりました。

移行後環境と類似環境の構成と構築手順について興味のある方は、以下のブログに詳しくまとめられています。

パシフィコ横浜「Good Project Award 2023 の登壇ピッチで表に出なかった話と、その後の話」

続いては、パシフィコ横浜 松原さんによるメインセッション。松原さんは、昨年末に開催された、「2023年の最も素晴らしいプロジェクトを表彰する『Good Project Award 2023』」で最優秀賞を受賞されました。

昨年末の登壇では表に出なかった話と、その後の話についてお話しいただきました。

最優秀賞を受賞した松原さんですが、なぜ「Good Project Award」に応募したのか。それは、Backlogを使うチームを蔑んだ人を見返し、使わざるを得ない状況にするためと告白。

パシフィコ横浜 松原さん - 登壇資料

無事、最優秀賞を取った松原さんは、Webサイトの更新依頼や新規依頼の連絡方法をBacklogに統一してもらうため、社内に案内のメールを送付した。

まずは、「タスクを書き出す」、「誰がやるのかを決める」、「期限日を決める」の3つだけやるように伝えた松原さん。その結果、依頼や相談がBacklogを通して投げてくれるようになったそうです。

休憩/ネットワーキングタイム

セッション~後半~

株式会社キーワードマーケティング「メディア運営におけるBacklog活用」

続いて、株式会社キーワードマーケティング 川手さんより、「メディア運営におけるBacklog活用」をテーマに、お話しいただきました。

実際にメディアの運営を始めていくと、「リソースが無い問題」、「広報との連携が取りにくい問題」、「監督者が現状把握できない問題」の3つの問題が生じる。これらの問題を解決するために、Backlogを導入。

株式会社キーワードマーケティング 川手さん - 登壇資料 

Backlogを導入後は、Backlogで全タスクを管理することで、一目で進捗状況がわかることでコンテンツ制作に集中できたり、週30分のミーティングは5分に短縮するなどの改善があったそうです。

株式会社ビーワークス「日頃クライアントワークを行っているディレクターが自社コーポレートサイトリニューアルを担当して学んだこと」

続いて、株式会社Beeworks 櫻井さんより、「日頃クライアントワークを行っているディレクターが自社コーポレートサイトリニューアルを担当して学んだこと」をテーマに、自社サイト案件ならではの気づきや学びを共有していただきました。

櫻井さんは、2021年にビーワークス入社後、ディレクターとしてWebサイト制作のほか、ワークショップ設計など、企業やサービスのブランディング案件に数多く携わっています。

株式会社Beeworksさんは、コーポレートサイトをリニューアルし、2024年4月に公開されました。このリニューアルでは、Backlogを用いてプロジェクト管理されました。

コーポレートサイトの実制作が始まったものの、議論も終わらない、スケジュールが段々と曖昧になるなど、実制作が進まない。そんな時に、タスク管理にBacklogを採用し、主に以下の2つを実践することに。

  • Backlogでタスクを細かく課題化

  • 明確なスケジュールを設ける

株式会社Beeworks 櫻井さん - 登壇資料

無事にサイトリニューアルができ、また自社プロジェクトを担当したことで、日頃クラインアントワークで「あたりまえ」に提供していることの価値を再認識できたそうです。

株式会社ヌーラボ「ベトナムにおけるBacklog活用術のレポート」

続いて、株式会社ヌーラボ 渡邉さんより、「ベトナムにおけるBacklog活用術のレポート」をテーマに、ベトナムでのBacklogの使用状況や機能に関する具体的なフィードバックについてお話しいただきました。

渡邉さんは、BacklogのGitホスティング周りの開発・運用に携わっており、ベトナム市場におけるBacklogの使用状況と、そこから見えてくる課題について調査するためにベトナムへ。

株式会社ヌーラボ 渡邉さん - 登壇資料

現在、ベトナムでは高いIT人材のポテンシャルとコストの良さからオフショア開発市場での存在感を増している。ベトナムでは、取引先の日系企業がプロジェクト管理ツールとしてBacklog導入しており、それに伴いBacklogを利用してケースが多いそうです。ベトナムの企業によっては、開発だけでなく、バックオフィス業務にも広くBacklogを活用しています。

ベトナムでの市場調査を通じて、Backlogはベトナムのオフショア開発市場における主要なプロジェクト管理ツールになりうる可能性を感じました。また、両国間の異なるカルチャーや開発プロセスをオールインワンでサポートする架け橋としての役割を果たせるとお話していました。

最後に、Backlogの目指すところして「国際的な『チームワークマネジメント』にも対応できるプラットフォーム」と述べ、登壇を終えていました。

クラスメソッド株式会社「グループ会社同士をつなぐBacklog活用事例」

最後に、今回の会場スポンサーでもあるクラスメソッド株式会社さんより、「グループ会社同士をつなぐBacklog活用事例」をテーマにお話しいただきました。

素敵な会場をお貸しいただきありがとうございました!!!

なんと深澤さんは、2012年からBacklogを利用しており、「Backlogには思い出が詰まってます」とのこと。

現在は、顧客との課題のやり取りで主にBacklogを使っていただいています。具体的なケースとして以下のように述べていました。

  • ソフトウェア開発のプロジェクトのタスク管理

  • ドキュメント管理(Wiki)

  • 法務など社内業務のやり取り

  • イベントのタスク管理

  • 読書会の記録…など

書き出しただけでも、多様な場面でBacklogを活用いただいているのが伝わります。

そして、クラスメソッドさんは謎のイベントを開催されるとのことでした。
↑気になります(笑)

謎のイベント「Classmethod Odyssey」はクラスメソッド設立20周年を記念して、1ヶ月にわたって開催するクラスメソッド史上最大のテックとビジネスの祭典とのこと。

記念撮影タイム

最後に、Backlogポーズで集合写真📸 
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

集合写真

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