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旅の準備体操

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これから放浪の旅に出たいな、という人へのアドバイスを深く突っ込んでつづっています。
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記事一覧

旅の第六感

個人的に山登りが好きだからなのかもしれないが、私はよく旅を「山」と重ねてみることが多い。…

いったい何人、命を落としているのか (防犯。隙のない旅・その4)

さて、いままで。「気をつけよう」「注意しよう」と散々書いてきた。「命のリスクもある」とも…

身なりで身を守る  (防犯。隙を見せない旅・その3)

日本の人たちはオシャレだと思う。世界基準からするとファッションにとっても敏感だ。雑誌に載…

「自己責任」とは、なんぞなもし

安田純平さんの人質事件で「自己責任」という言葉が踊っている。 私も辺境を一人で旅をしてい…

外堀から攻めていこう (防犯。隙を見せない旅・その2)

前回、ブランドだのハイジュエリーだのといった話をしたので、自分には関係ないと思っている人…

カモネギに関する考察 (防犯。隙を見せない旅・その1)

さて。ここは想像力が試されるところである。 まず君は日本人ではなく、どこかの国の悪いヤツ…

治安と緊急事態を知る (旅程を組む・その2)

「あの国は海があっていつものんびりとしていて、いいよね〜。行こ行こ!」と、そのご自慢のフットワークで軽々と訪れたら、現地はトンデモないことになっている。……なんて事態を否定できないのが昨今の世界情勢だ。 突然の天災で深刻な被害に遭っていたり、クーデーターが起こっていたり、ストライキで移動できなくなっていたり、テロリストたちの標的になっていたり、標的じゃなくとも潜伏先になっていて何かと物騒になっていたりするかもしれない。大量の移民が流入していて観光どころじゃなくなっている可能

さぁ、どこへ行こう (旅程を組む・その1)

そうなのよ。そこが問題。一体全体、どこへ行きたい? きっかけなんて何でもいいと思う。行き…

仲間旅に必要な覚悟とは (一人旅か仲間旅・その4)

お待たせしました。さて最後は仲間旅について! あるよ。たくさんある。仲間がいて、いいこと…

一人旅、あるいは仲間旅のリスク (一人旅と仲間旅・その3)

一人旅は「善意で人が声をかけてくれる」と言ったが、訂正しよう。すべてが善意とは限らない。…

孤独は「おいしい」  (一人旅と仲間旅・その2)

一人旅は、仲間と共に行くときよりも、「ちょっとした素敵な出会い」のチャンスがより多いと前…

一人旅で身に付く最強アイテム (一人旅と仲間旅・その1)

旅を語るうえで、最初に考える問題があった。 それは「誰と行くのか」それとも「一人で行くの…

現地語を使おう!(旅の英語・その4)

さて最後に。現地の言語について。 英語圏以外の国を訪ねる場合、次に述べる3つの現地語だけ…

英語の通じない世界  (旅の英語・その3)

このところ英語ばかりにフューチャーしていたけれど、先に述べたとおり英語をしゃべれる人は世界人口の20%。残り80%とは英語以外のコミュニケーションが必要とされるのだ。そういった場合はどうするか。 英語を使わずに旅をしたといえば、モンゴルの相当な奥地、ロシアとの国境近くを馬に乗って旅している最中のことだった。 現地の少年を道案内に雇っていたのだが(彼は英語を少し理解する)、初日、太陽も沈み始めたので今晩はどこで泊まるのかと尋ねたら、少年はやっとポツンと現れた通りがかりの家をノ