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職業に甘える生活

気付けば、デザイナーになってから一年以上が経っていた。

デザイナーになってしばらくしてから、迷ったときに「その選択はデザイナーっぽいかどうか」という視点が含まれるようになった。

仕事の時にはある程度の方向性があるから、選択を行う時のヒントが多い。しかし、プライベートでは素の自分の感覚で何かを確実に選ぼうと欲張って、やたらと悩んでしまうのだった。

そんな時に「これってデザイナーっぽいかな?」という視点をツールのように使えると、とても便利で。

ここのところ、そのような視点で行動を選ぶことによって、暮らし方が以前よりも自分にとって好ましくなったように感じている。

何でもなかった行為の中に、その時々の職業も含む [自分らしさ] が入ってくると、それが人生を変えていくのだった。私という状態は、選ぶことによって、新たに作られていく。

職業とは洋服のようなものだと思う。着心地はそれぞれ違う。似合うこともあれば、似合わないこともある。いつの間にか、以前しっくりきていたことが合わなくなるなんてこともある。

職業は、試着のようなことも含めて、多く経験した方が良いのではないかな。似合わなければ、また違う服を着ればいい。それは、業界や会社や勤務形態などにも当てはまることだと思う。

そうして選んでゆくことはすなわち、人生そのもので、選ばないことを選ぶこともまた人生だと思う。

私はデザイナーになってから、無職の時期の自分の行動(さまざまな場所で物書きをした経験など)にも随分と助けてもらった。そのように、無職の時期の自分の行動が職業人としての自分の力になることだってある。

職業という名の経験には、甘えた方が良いと思う。


* 主に、暮らし・メンタルヘルスケア・デザインについて呟いています。


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mako | Designer , Planner

セルフケアアプリの設計を生業としています | 感情や行動に関わるデザイン | メンタルヘルスと人工知能のこれから

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未経験から、スタートアップ一人目のデザイナーになりました。そんな日々の中での気付きや、メモのまとめ。
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