【高橋誠】2019.11.10ツールド沖縄210K

レース前日も良く寝れたし、コンディションはバッチリ

朝はいつもの場所にいつもの時間に移動、すぐにタカオカさんとも合流
チームから210Kメンバーはニシヤマ、ギンヤマ、キムラ、タカオカ、タカハシの5名
実力から考えて最後まで先頭集団で残れる可能性があるのは、キムラ君とギンヤマこともやっしーだろうと思う
このことも含めて、今回は上記の事も含めてよく考えて自分がどうやって走るかを、きちんと整理してスタート

2年出てなくシード権が無いのと、スタート1時間前から並ぶのは疲労がたまってしまうのでスタート10分前くらいに移動して最後尾へ整列

チーム結成して初年度は大腿骨骨折をしてしまい、チームとしても自分としてもメインとしてる沖縄に出れず、2年目はその骨折箇所が壊死してしまったので人工関節に変更する手術を9月にしたので出れず
なので、ロッポンギとしては初めての沖縄。そして意思の疎通が取れてコミュニケーションも取れてるメンバー5名と同じレース出れるなんて経験は初なので、楽しみだ

スタートして5分ほどで先頭付近まで上がれたけど、すでに逃げが出来てるようだ

逃げグループの中には要注意選手も入ってたようだけど、集団内の有力処はそれほど沖縄は甘くないという認識だったようで、さほど焦った様子もなく平坦区間を坦々と進む
例年流石にこの序盤でローテーションには入らないようにしつつも、前目をウロウロしてるのですが、今年はローテーションに入る。安全第一ってのもあるけど、エースでもあるタカオカさんがローテーションに入ってるのに、自分達が入らないのは流石にダメだろうと・・・
後はその位置を苦労せずキープ出来てるので、調子はすごく良い
序盤の60分はキムラ君の姿が見えず心配してたけど、ちゃんと集団内にはいたみたい
とにかく自分は序盤タカオカさんから離れず、ピタ付け

そうしたらシクロワイアードさんの忖度的な写真を撮ってもらえたので、非常にラッキー タカオカ特需写真です ゲンタ選手とタカオカさんも一緒に映ってたので採用された感じだ

横からすーーーっと近づいてきて話しかけてくる選手が・・・・

あれ???おーーーミヤザワ選手だ!視察的にエントリーしたのかな?前狙うとかそういう雰囲気じゃなくて、ステルス性能高く集団に溶け込んで走ってたけど、間の取り方がやっぱり綺麗で上手い。前が急激に空いたとしても急加速しないとか、序盤でのああいった積み重ねが後半効いてくるので、ペースが遅いと感じても先頭に出たら極力エアロポジションとったり、とにかく考えて走る

1本目のフンガワ登りは集団のほぼ先頭で入れて、10番手前後をウロウロ
集団的には当然ペースも穏やかなんだけど、自分的には結構頑張ってる領域
なんとか前目でクリアーして、下りに入ると タカオカ、モリモト、ゲンタの下り巧者がするする~っと出ていく

自分も2つくらいのコーナーで追いつけるような位置に居たので、すぐ3人と合流して4名で下る
流石に全員下りうまいので集団で下るよりも速く安全に走れる、
VENGE3台 GOKISO1台 まぁ速いのは当然だ
集団もするする~っと離れていったけど、補給所過ぎたあたりで集団も合流

ここからは奥に入り、例年なら2本目の登りに備えてビタ一前には出ないというパターンなのですが、前の逃げと5~6分
タカオカさんの第一声が、もやっしー逃げと詰めるからよろしく!と、、
いうだけじゃなくてタカオカさんの場合、本人もローテーションに入りペースを上げていくので、序盤同様そりゃ~タカオカさん以外のチームメイトも入らないとね・・・

どうせ2本目のダムで千切られて、例年通り20位くらいになるんであれば、今年はきちんとチームとして走りたいという思いもあったのでローテーションに加わる
キムラ君もニシヤマさんも前に来て、RXは4名固まり奥後半個所で逃げを詰めていく
もやっしーは最初ローテに入ってたけど、ここで頑張りすぎると最後まで残ってないといけないミッションをクリア出来ないので、後半個所はもやっしー上りに備えて集団待機

もうすぐ登りが始まるという下りで、イノウエさんがするする~っと抜けていく、、、そこにオバタさん、RXはニシヤマさんが入り
集団からじわじわ離れていく、これはRX的には見送らずタカオカさんもローテーションのペースは緩めずほどなくして吸収、
もうすぐ登り入口という個所で、先頭のイノウエさんがシタハンもって加速、番手にはタカオカさん、その後ろが自分、

登り入口からシタハンですさまじい加速・・・

自分はすぐにこの位置から離脱したかったけど、3番手に居る限り変な動きは出来ないから、後ろが早くかぶせてきてくれることを祈りながら耐えるのみ・・・きつい、タカオカさんと車間が開いて数秒後にイワシマさんが横から抜いてきて坦々と登りたかったけど、序盤でオールアウト
少しの間集団内でひそめたけど、いきなりカチ上げされたから脚もチンチン、集団から千切れてフラフラ状態でダムをクリア
ほどなくして同じく千切れた軍団に吸収されて、グルペットで進む
ファストレーンのカトチェも追いついてきて、登り押さえて下り速くのグルペットにしたいけど、やっぱり登り上げられてしまい平地と下りは中々ローテーションが回らない状況に、カトチェはこの状況にちょっとイライラしてたけど、まぁしょうがないから気にせず平地と下りはがんばろうと声をかける、多分羽地でみんなおりゃーーと行くはずだけど、タラタラペースで走ってたら更に遅れるので

同年代ナカツルさんも前から落ちてきた、後ろからはチームメイトのニシヤマさんも追いついてきた

とにかく坦々と走り羽地ダム

やっぱり上がったけど、すでに脚も無くグルペットからも千切れて
トップから18分遅れの53位

ゴール前140K先頭集団と重ねってしまい、数名はラッキーという感じで一緒に行こうとしてしまってた
ゴールまで3K切ってたので、ここで210グルペットグループに140に入らないで、いったん210切るから 離れて!!と、今回グルペットで走って初めてみんなにお願いをしたら、割とすんなり受け入れてくれて離脱してくれた
更にスプリトみたいなことをしようとすると、また追いついたりしたら牽制かかってる140組に追いつく可能性もあったので、申し訳ないけどスプリントは無しにしてほしいとお願い
しかしこのグループ、来年のシード権が取れるか取れないかの50位以内だったので、集団を切った自分は最後尾でもいいということを伝えて、前に出たい人は出てもらった
あの場で自分の申し入れを受け入れてくれた、グルペットメンバーな方々、ありがとうございました

レースはタカオカさんが接戦を制して優勝!!!

多分今年が今まで出てた沖縄で一番悪い成績だったけど、一番楽しくきっちり走れた沖縄でした

また来年同じ場所に立てるように一年がんばろうと思います


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