七十人訳 ヨブ記 エピローグ

https://www.ellopos.net/elpenor/greek-texts/septuagint/chapter.asp?book=25&page=42


ヨブ記42章

13節
それで[ヨブ]には息子たち七名と娘たち三名が生まれた。

14節
そして彼はまず第一の[娘]をヘーメラ[Ημερα = 日]と呼び、また第二の[娘]をカシア[Κασια]と[呼び]、また第三の[娘]をアマルタイア・ケラ[Αμαλθαια κερα = アマルテイア(山羊)の角]と[呼んだ]。

15節
そしてヨブの娘たちの他に、天下において彼女らに匹敵する者は見出されなかった。それで彼女らの父は彼女らの兄弟たちのうちで彼女らに相続を与えた。

16節
そしてヨブは痛みの後、百七十年生きた。それで彼の生きた全年数は二百四十年であった。それでヨブは彼の子らと彼の子らの子ら、第四の世代を見た。

17節
そして長老であり、日を全うしたヨブは死んだ。

17α
彼は主が復活させる者たちと共に再び復活させられるだろうということが書かれている。

17β
シリアの書からは以下の説明がなされている。すなわちまず[彼は]イドゥマヤとアラビアの境界上のウズ[Αυσιτι]の地における住民であると、また彼の元々の名はヨバブであったとされる。

17γ
そしてアラビアの妻を取って彼はエンノン[Εννων]という名の子を設けた。そして彼自身は彼の父でエサウの子らの出自であるザレの子であり、そして彼の母ボソラ[Βοσορρα]の[子]であった。それで彼はアブラアムから五代目であった。

17δ
そして以下がエドムにおいて統治した王たちであった。彼もまたその地域を支配した。第一に、ベオルの子バラク[Βαλακ]である。彼の都市の名はデンナバである。それでバラクの後、ヨバブである。彼はヨブと呼ばれた。そして彼の後、アソムである。彼はテマンの地域から出た首長であった。そして彼の後、バラドの子アダドである。彼はマディアム[ミディアン]をモアブの平野で壊滅させた。そして彼の都市の名はゲテムであった。そして[ヨブ]のところへ来た友たちは、エリパズ、すなわちエサウの子らの出でテマン人の王たる者、サウヒ人[Σαυχαιος]の君主バルダド、ミニ人[Μιναιος]の王ソパル[Σωφαρ]であった。

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