遂に読んじゃいました。 とにウツ。
はあちゅうさんのRTで めちゃくちゃ #とにウツ で回ってきていたので気になりつつも、

「はあちゅうは小説を書けるのか？！ブロガーだよね...？」

なんて思っちゃって、なんとなーく読めてなかったのです。
でも表紙が好みなのと、「とにかくウツ」っていうワードに惹かれて昨日、Kindleで買っちゃいました。
Kindleだと、ワンクリックで買っちゃうからどんどん本を買ってしまう...(°_°)

うん。コレ、女子ウケしそう。

女の子はこういうの、たぶんスキだと思う。
ざっくり概要を書くと、独身OLの奈緒がメンタルジムに通い
そこからもがき苦しみながらも
自分の幸せについて知っていくというお話。
マイナスをゼロにするのではなく、
ゼロをプラスにするメンタルジム。
ありそうでなかったコンセプトがいい！
毎回いろいろなティーが出てくるのもすごいスキ。飲みたくなるよね。

なんか「とにかくウツ！」っていう
すんごい不幸でもなく、でもなんか満たされない、このままでいいのか...面白いことないかなーっていう葛藤にすごく共感。
人にあえて言うほどでもないし、同情されたいわけではないみたいな、自分でもこじらせてんなーという感情が、読むほどにどんどん溶けてきて気持ちいい〜〜。
マクドで読んだんだけど、読後マクドがキラキラしてたよ。笑
私の中で物事の見え方が変わったんだと思う。

作中のカウンセリグ自体は、心理学で言うところの自動思考を変える認知行動療法に近いのかなーと思った。簡単に言うと、同じ出来事を起こっても人によって考え方が違うよね。あなたはどうして、その考え方になったのか。それとは違う考えもできるんじゃない？という感じのやり方。

めちくちゃ不幸じゃないけど、
なんとなーく憂鬱というか、
つまんないなーって人に読んでほしい1冊。