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政治家が有権者と直接つながる時代

2013年(平成25年)インターネット選挙解禁

あのとき、私はとっても興奮していた。私が日常的にインターネットを使い何かしらの発信をするようになって20年以上が経過した。

解禁になった頃の私は、生活のほとんどがインターネットに依存する生活を送っていた。そんな中ではじまった「インターネット選挙」。

当時から今につながるサービスはたくさんあった。

ライブ配信
動画共有サイト
ブログ
SNS

これらのサービスを使い倒していた私にとって、解禁の報は遅すぎるとすら思っていた。そして、インターネット選挙は急激に一般的になり、多くの有権者の政治参加を加速させると思っていた。

でも、違った。そして、私は思い知った。

私自身が少数派で、これらツールを使いこなせる政治家がまだまだ稀であり、各政治家の選挙対策本部(選対)にもそういった人材がほとんどいない現実を。


過去から現在に向かうインターネット選挙

そのころ、世の中はインターネットの活用が急加速していた。ビジネスシーンにおいてもそれ以前時代を想像するのが難しいくらいの広まりだった。

次第に、インターネットを使った情報配信も個人に広まっていった。そして、政治家にもその流れは少しづつ広がっていった。


政治家と個人が直接つながる時代の到来

インターネットの歴史は、一方方向から情報配信から双方向のコミュニケーションツールとして発展し現在に至る。電子メールのやり取りからはじまり、メーリングリスト、掲示板、チャット。

それらが飽和したころにブログが広く認知されるようになった。そして、突然あらわれたのがミニブログであるTwitterである。

それまでのブログのメリットを踏襲しながら、シェアという考え方を広め、情報の拡散に革命をもたらした。さらに、オープンとクローズをTwitter上で選択したうえで行える双方向コミュニケーションは現在につながるインターネット上の激しい政治論争の土台となった。

そして、それらは個人が政治家を直接つながる時代の到来を意味している。


現在につながる政治家のインターネット三種の神器

少々大袈裟すぎる表現をした。なぜなら、すべての政治家が等しくインターネットを活用できているわけじゃない。むしろ、地方選挙に関わる政治家も含めるのならば、インターネットの恩恵を享受できている政治家は少数派かもしれない。

しかし、その割合は急激に逆転に向かっている。

では、政治家のインターネットの三種の神器とは

SNS
動画配信
ホームページ

すでにホームページは、政治家が準備すべき選挙ポスターと同じである。


政治家が有権者と直接つながる時代

多くの政治家が、過去も現在も未来も、有権者の話を聞くのが政治家の重要な仕事であるというだろう。

政治家は、私たち有権者の代弁者であるのだから当然のことである。しかしながら、インターネットを通して様々な形で有権者と双方向コミュニケーションを求められる政治家には同情したい。

検索すれば過去の発言が簡単に見つかるインターネット。常に緊張感が求められる公的立場。言葉の選択一つで印象すら左右されるシビアな発言。

これらの状況下で墓穴を掘った上に、支持を失った政治家は数知れない。

それでも、この状況は二度と後戻りできないのである。


次回は、総裁選挙を揺らすインターネットの力を執筆します。





なんと独りよがりな文章だと笑われるでしょう。でも、それが私です。ほかの歩き方はできません。面白い人間だと思ったかた、是非、ご支援ください。