ABDL(オムツ愛好家)は性癖ではありません




少し前から日本でもABDLをカミングアウトする人が増えてきました。


Xジェンダーの写真家小川まことです。


私は、ABDLです。


LGBTという言葉は、ここ10年くらいで広く認知されるようになりました。


とはいえ、LGBTを正しく説明できる人は、少数派です。


そして、LGBTは言葉足らずでそこには大きな問題があることを知っている人は、さらにさらに少数派です。


つまり、SOGIであり、SOGIハラスメントの問題です。


LGBT、SOGI、SOGIハラスメントについては、別に執筆しますので少しお待ち下さい。


今回は、なんとなく似ているような言葉なのですが、全く違うADBLについてのお話です。


ADBLという言葉をご存じの方は、1000人に聞いても数人しかいないかもしれないニッチな言葉です。


Wikipediaですら、日本語での解説はありません。


英語版のWikipediaによると


Lobever」のかしら文字をくっつけた言葉です。


つまり、直訳すると


「大人の赤ちゃん」「オムツ愛好家」


ということになります。


何やら特殊な性癖の匂いがプンプンするでしょ。


でも、違うのです。


性癖とは、自分の性の欲求を満たすための癖です。つまり、フェチですよねぇ。


多かれ少なかれ、人それぞれ、何かしら心当たりがあるのではないでしょうか?


もちろん、ADBLをカミングアウトしている方にも


性欲を満たすアイテムとしてオムツを愛用している方もたくさんいます。


しかし、ADBLはそうではない側面があります。


むしろ、そちらのほうが今注目を集めています。


LGBTと同じように、関心がない人からすれば、誤解しか産まないような言葉です。


このマガジンでは、ABDLをカミングアウトしている当事者として、


ABDLとは


ABDLの歴史


当事者の声


ABDLと社会背景


ABDLによって得れるもの


などについて、お話をしていきます。




なんと独りよがりな文章だと笑われるでしょう。でも、それが私です。ほかの歩き方はできません。面白い人間だと思ったかた、是非、ご支援ください。