makoto kobayashi

「風のように旅をする」という言葉を胸に、年間4-5万km車で旅する北海道の公務員。  …

makoto kobayashi

「風のように旅をする」という言葉を胸に、年間4-5万km車で旅する北海道の公務員。  まちづくり | シティプロモーション | キャンプ | 登山 | ネイチャーフォト | フィールドワーク | https://www.instagram.com/makophoto26

最近の記事

【コラム】風のように旅をする 世界自然遺産知床のお膝元「斜里町ウトロ」

とある新聞社でコラムの連載を持っていた、地方公務員のコバヤシです。 そのコラムは、野鳥の会苫小牧支部の副支部長という肩書きでやっていたのですが、書いていた内容は旅のお話ばかり。読んでいた人は、違和感を感じていたのではなかろうか? そんなコラムも18回の連載を持って終わりを迎えた。なので、その振り返りをしようと思う。 風のように旅をする(1) 北海道 斜里町 私は、私が見てきた北海道の旅を紹介したい。 今回は世界自然遺産「知床」を擁するオホーツク管内斜里町ウトロの旅。 日本

    • 本を繋ぐということ

      北海道で地方公務員をしている私。 職場で旅の話をしたり、本の話をしたり、もちろん仕事の話をしたりさせて貰う人がいる。 それは私のまちの教育長。   他のまちがどうかは分からないが、私は教育の部局にいないので直接的な関わりは少ないのだが、すれ違うと「どこだか行って来ましたよ」とか「星野道夫さんって素敵だよね」とかそんな話しをしたりできて、役職も全く異なるのだがどこか勝手に親しみすら感じている。   星野道夫さんの本の話しや知床の話しをしているうちに、水口博也さんという写真家の話

      • 二度と訪れることのない機会を悔いて

        以下に書くのは、小林自身の甘えというか逃げから感じたもの。 また次がある。 そんな便利な言葉がある。 時に人を救う革命的な言葉なのかもしれないが、その一方で、取り返しのつかない事態を誘発する劇薬でもあると思う。 「また次があるさ」 根拠があれば納得して、次のときを待つことができるだろう。 だけど、根拠がはっきりしていないときは、そんな悠長なことは言ってられないときもある。     小林としては、基本的にすぐ行動に移すタイプ。   そうもいかない時(すぐに行動できな

        • 晩秋の旅。

          晩秋の旅。 ルーツにも触れつつ、飛行機で移動する旅を選んだ。 久しぶりの飛行機。 新千歳空港にも久しぶりに行った。   いつもは好きなエアラインはANAだが 今回はJALの旅。   窓は水滴だらけだったが、ここから見る外の景色はたまらなく好き。 今回乗った機種はA350-900。 無料Wi-Fiあって、電源あって、座席モニターがある。 久しぶりに乗った飛行機はなんだか様子が変わっていた。 なんか国際線みたいだなぁと思った次第。  新千歳空港から向かったのは羽田空港。 ま

        【コラム】風のように旅をする 世界自然遺産知床のお膝元「斜里町ウトロ」

          旅してゴミを拾うワケ

          どうして出先に行ってまでゴミを拾うのか? 自分のために時間使ったら?   そんな質問を受けることが SNSで多い。   なので理由を。     そろそろ 趣味「海岸線沿いのゴミ拾い」 って追加して良いですか? と言いたくなってくるくらいゴミ落ちてる。 この趣味から早く抜け出したい。   まっ6年前くらいに シギ・チドリの綺麗な写真撮りたくて ゴミ拾いしてたときもあるから。   キャリアとしてはかなりあると思う。 とは言っても、 綺麗な写真が撮りたいからやってるエゴ。   結

          旅してゴミを拾うワケ

          白いシャチのお話

          2021年7月24日に北海道羅臼沖で観察された白いシャチ。 日本では2019年以来、日本国内では2度目の観察となりました。(世界的に見ても20例程しか観察されていない) 2019年は2度(別個体)確認され、2021年は1度に2頭の白いシャチを確認。 各種メディアでは「同一個体の恐れがある」と報道もありましたが、まだ確証はありませんでした。 2021年に確認された2頭の白いシャチの写真は、東海大学で海洋研究をされている大泉教授へ提供。 先日行われた会議にて、「写真の白いシャチは

          白いシャチのお話

          テレビのお知らせです!

          コトの顛末北海道文化放送(UHB 8ch ※フジテレビ系列)で小林が撮影した映像が、本日放送される予定です。   放送される映像は、羅臼沖に出現したシャチの群れ。 14日正午ごろにゴジラ岩観光に乗船し撮影した映像となります。   そのときの様子のインタビューを求められ出演するチャンスもありましたが、それは私の仕事ではないなと。 私はあくまでも撮影したまで。 そして何より、知っている知識の多くは、何度も船に乗りその度に質問して、丁寧に教えてくれたゴジラ岩観光のスタッフの方がいた

          テレビのお知らせです!

          桜を愛でるということから感じた、「文化を育む」ということ。

          春になったら桜を見る。   桜の開花時期を街に待っている人もいれば、 意識せずに桜の開花時期が来たから桜を見に行く人。   どちらでも良いが、 桜を目にしたら「意識して見てしまう」という人は多いと思う。   ウェザーニュースが出している記事で、こんなものを見つけた。 「日本人の98%が桜好き!今年は5人に3人がお花見」 60%の人が「花見に行こう」というような誘導なしに行動する。 これはもう文化だろう。   今年の春。 桜の写真を撮っているときに、 「これ(桜を愛でると

          桜を愛でるということから感じた、「文化を育む」ということ。

          コラムニストを名乗っても良いですか?

          タイトルはふざけました。 ネタです。 ネタですが本当なので、ネタっぽく名乗っていきたいなと思っています。 と言いますのも、6月から地方紙でコラムの連載が始まるのです。 全17回程度というのとなので2か月で3本くらいのペースでしょうか。 ありがたい話しです。   「行政職員なのでまちのことですかね?」と担当の方に聞くと、「いや、小林さんは生き物であったり、旅など色んなことを紹介して欲しい」と。 なおさらありがたい☺️   テーマがどストライク。 活動拠点となっているところも

          コラムニストを名乗っても良いですか?

          北海道のちっちゃな大自然 Vol.04

          なかなか外出することができなくなっている今。 旅好き、ドライブ好きの私でも、家と職場の往復くらいになっています。 まぁ当然の話しでもありますが。   とは言っても、行政職員としてはなかなか厳しい。 なぜか? 「まちに来て!」と大きな声では言えない時代だから。 とは言っても、まちのことを知って貰いたいということで、情報発信に勤しむわけで。   私は仕事でも、まちをどう魅せて行けば良いか?ということを考えるセクションにいます。   どんな状況でも、進めなければ行けない業務と状況に

          北海道のちっちゃな大自然 Vol.04

          北海道のちっちゃな大自然 Vol.03

          夕暮れ時の空を駆ける。 この黒いの野鳥です。 野鳥でもツバメです。 だけどツバメでもアマツバメって野鳥なんです。   普通のツバメっていないの?って思うかもしれませんが、「ツバメ」もいます。 それはBarn swallowって言いますが、 このアマツバメはPacific swiftって言います。   ツバメ=スワロー 一択かと言えばそうじゃないのです。      まぁ何を言いたいかというと。 この野鳥。 珍しい訳じゃないんです。 だから好んで撮る人はそういない。   だけど

          北海道のちっちゃな大自然 Vol.03

          野菜を買うならココで買え! 道の駅あびらD51ステーション「ベジステ」

          旅をするとき。 出発地点ってなかなかその人自身、知らなかったりするわけで。 安平町にはもう丸7年ほど住んでいたり。   ただ7年住んでいても、まちのことはあまり知らなかったかもしれない。 だけど、まちを知ることも私の仕事な訳で。   ということで、2021年春の安平町をチェックして来ました。   今回紹介させていただくのはコチラ!   農産物直場所「ベジステ」です。 ここは、安平町と近郊の生産者が育てた農産物を中心に販売する場所。   いろいろな野菜が並び、なにをゲットしよ

          野菜を買うならココで買え! 道の駅あびらD51ステーション「ベジステ」

          北海道のちっちゃな大自然 vol.02

          今回お届けするのは、山の神(キムンカムイ)とされるヒグマです。 花とヒグマ。 可愛いけれど、 こういう斜面もぐんぐん進んで行けるパワー。 人間がこの斜面を歩こうとすると転びます。 離れているからと安心せずに。 シチュエーションはメルヘン。 だけで、そうそう出会いたくはないシーン。   山菜採りなどで山に入る際は、ラジオとクマスプレーを! 鈴よりラジオをオススメするのは、山菜採りだと立ち止まってしまうことが多く、鈴が鳴らないということも。 ラジオは黙っていても音鳴るのが利

          北海道のちっちゃな大自然 vol.02

          北海道のちっちゃな大自然 vol.01

          野鳥で春を伝える。 北海道の春はあっという間だ。 今回は、オオルリという野鳥をご紹介。 日本三鳴鳥の一種とされ、鳴き声が美しい。   さらに、この美しい青色の姿は、北海道に春の訪れを伝えてくれる。

          北海道のちっちゃな大自然 vol.01

          北海道の自然を追い求め

          少し昔の話し。 「nittanで鳥撮り」というタイトルで、こだわって投稿していた時期があったっけ。   野鳥との関わりと言えば、日本野鳥の会苫小牧支部の副支部長であったりする。 最初から野鳥の会にいたわけでなくて、野鳥がいる環境のことが気になったり、環境保全活動に興味を持つようになって一般の会員として加入。 そして、すぐに役員となって、2020年からだっけか、副支部長をやらさてもらっています。   とは言っても、なかなか事業には顔出せず、名ばかりで申し訳ないなと。 ただ、「野

          北海道の自然を追い求め

          風のように旅をする vol.2

          仕事が終わり家に帰る。 少し身体を休めようとした23時。 眠りが浅かったのか0時過ぎに目覚める。 「(目的地到着には7時間弱かかり)11時に着きたいから4時まで寝よう」と目を瞑る。 雨音が心地良い。 心地良くて寝過ぎた。   さて、行くか。 車に荷物を詰め込み、車を走らせた。   下道で行っては間に合わない。 追分町ICをまず目指した。 Indecision is often worse than wrong action. 高速道路には当然の如く分岐がある。 どちら

          風のように旅をする vol.2